こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。
時が経つのは早いもので季節はすっかり秋。
お米の収穫時期が近いのか、地域の農家さんは忙しそうに準備されています。
稲刈りが終われば季節はいよいよ冬に近づいていきます。
日本の四季は、春夏秋冬移り変わる景色に豊富な自然から生み出される作物、
四季を通じた伝統的な祭りなど、自然が与えてくれる良さがたくさんあります。
しかし、雪が降って車での移動ができなかったり
湧き水を使っていると渇水期に水がなかったりと
季節や住む環境によっては、
都会とは違った不便な暮らしがあることも事実です。
【関連記事】:【田舎暮らし】大分県豊後大野市に移住して不便だったなと思ったこと9選!
ちなみに私たちが住んでいる地域は、冬はとても冷え込みます。
「冬といえど、九州はあったかあいんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、意外と雪も降りますし、
氷点下の気温になることだってあるのです。
九州は比較的あったかいから移住しようかなと思っている方は、
冬の時期にお試し移住をしてみて、
住みたいエリアの空気感や過ごしやすさも検討することをオススメします。
季節移住を考える
「季節移住って何?」
と思う方もいるかもしれません。
冬は暖かくて過ごしやすい沖縄で、夏は涼しい北海道で過ごすなどの
別荘のような「季節移住」が現在注目されています。
筆者は宮崎県の出身で、現在の住まいは大分県の山の上です。
やろうと思えば、夏は大分県で冬は宮崎県で仕事をする場所を変えることもできます。
お金持ちの余暇の過ごし方ではなく、
季節ごとに住まいを切り替える「季節ごとに移住」する暮らし方です。
コロナウイルスが世界の働き方を変え、日本においても例外ではありません。
場所を選ばない働き方「リモートワーク」が広がる中で、
働き盛りの若い世代でも気軽に季節移住も可能になってきました。
冬は暖かい地域へ、夏は涼しい地域へ
季節移住のメリットは、なんと言っても季節にあわせて
快適な気候の土地で暮らせることです。
逆に、移住して定住を考える方にとっては
冬や夏の暮らしを知っておく必要がある
と考えます。
「こんなはずではなかった」と後悔する前に、
移住を検討する際は、1年間を通した暮らしやすさが重要になってくるので
季節ごとのお試し滞在をするのが良いと思います。
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冬の対策!スタッドレスタイヤやチェーンが必要な地域も
筆者が住んでいるエリアは豊後大野市の緒方町という町で、
竹田市と豊後大野市の境目にあるエリアです。
11月には、日中最低気温が6.4度と一桁になり、
12月にはさらに冷え込み、1.3度になります。
出典:国土交通省(気象庁)の緒方町の平均気温
氷点下になり、水道管も凍ってしまいます、、、。
竹田市もエリアによっては雪が降りますが、
幸いなことに「朝山家」がある緒方町は雪が降ることはあっても
雪が積もることは、ほとんどありません。
写真:2021年2月18日の朝
雪が降って積もってしまったら、もはや冬籠り。
一歩も外に出れないことになります。
雪道での車の走行はスタッドレスタイヤを履くのが確実ですが、
急に雪が降った際の対策として、車にチェーンを装備しておくことをおすすめします。
※タイヤのサイズに合わせてスノーチェーンを選びましょう!
一方、大分県の豊後大野市は雪があまり積もらないエリアなのですが
「緒方町」のお隣の町、「朝地町」のエリアは環境が違います。
所在地:大分県豊後大野市朝地町のエリア
緒方町は雪が降っていないのに、朝地町に移動した途端に雪が降り出すという
「同じ豊後大野市なのか?!」
という驚きの体験をしたくらい、
同じ市内でも自然環境が違うのです。
とっても広いです!
町ごとの特色も様々。
水道管が凍結して水が使えないことも
私たちが住んでいる緒方町の集落では、
水源、設備、水道管など組合を作り自治管理しています。
冬場は水道管が凍らないように二層管という水道管を使用しているのですが
家に引き込みをしている管や、
野外で使用している塩ビ管などは凍結して使えない世帯も。
移住を検討する際に、水道の設備が冬にはどのような状態になるのかも
知っておく必要があります。
過ごしやすさや、その土地の環境を知るには自分の五感で判断することが一番!
暮らしに関わる部分は、現地に直接行って経験して判断することが大切です。
(2022/09/28)
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