こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。
夫婦でDIYして作った、里山の小さな民泊「朝山家」(あさやけ)では、
食をはじめとする田舎暮らしの体験を行なっています。
たくさんのお客さんと交流し、お話を聞く中で
「大自然の中で渓流釣りを体験してみたい!」
という声がたくさんありました。
そこで、いきなり「渓流釣りの体験をスタートします!」
とはいきませんが、来年の3月を目処に今から企画準備をスタートすることにしました!
プランは、3種類を検討中です!
初心者プラン、中級者プラン、上級者プランの3つです。
魚釣りの3つのプランを検討!
初心者プランは、家族づれでも参加しやすいような本物の川で体験してもらいます。
中級者プランは、釣りはしたことはあるけども渓流釣りは初めての方が対象!
上級者プランは、渓流釣りに慣れ親しんでいる方が対象で場所をガイドするような形に計画しています。
釣り初心者が体験するにはハードルが高い!
安全面や、場所を選んだりする必要があったりするので念入りに計画していきたいと思います。
渓谷(特に源流の方)は、電波が届かなかったり怪我をした際に病院が近くにあるわけではないため、
様々なリスクを考えて企画しなければいけません。
野生動物に遭遇したり、スズメバチや毒蛇に噛まれる可能性だってあります。
それに、天候や気候にも左右されるため絶対に自然を舐めたらいけないのです。
まずは河川調査からスタート
今回の調査は、上級者と中級者プランで検討することにしました。
次回は、初心者向けプランのための河川調査にいきたいと思います。
そして、どんな魚が生息しているのかも合わせて調査します。
釣りのファンであり時間を作っては普段から、渓流源流に向かう私ですが
人を連れていくとなると、とうてい話は違います。
時には、巨岩をよじ登ったり、入渓する際に山を下らないといけなかったりと
普段山に慣れてない方からしたら、
「これ、釣りじゃなくて登山じゃね?」
と言われるかもしれません笑
写真:釣り仲間と道なき源流を進む様子
きちんと舗装されている登山道よりも、アクセスが悪いので仕方ないことなのですが
人がアクセスしやすい場所=魚が釣れない
なので、人があまり入らないところに行く必要があります。
したがって、釣りが好きな人は
『自分の釣り場(穴場)』を教えないのです笑
※今回もプランを作る過程なので詳細な場所は教えません笑
今回は、比較的アクセスが良さそうな場所を探していきます!
大野川水系某所:河川調査と魚の種類の調査
もちろん、大野川の漁協から遊漁券を購入して調査に行っています!
渓流釣り体験プランのエリアを絞る
朝山家から渓谷までの移動時間を1時間以内で設定しました。
なぜなら、魚釣りをする方ならご存知かもしれませんが
「朝まずめ」と「夕まずめ」という時間帯があり、
魚が食事をする時間に合わせて人間が釣りをする必要があるためです。
引用:朝マズメ・夕マズメの時間帯をチェック!魚が釣れる理由や狙い方もご紹介!
朝が早すぎても辛いし、夜遅くなってしまうのも危険。
渓流釣りのエリアは大野川水系
大野川は、大分県下でも渓流の大さと支流の多さが特徴です!
大分県最後の渓流!と渓流釣りを愛する方はよく話題に上がります。
「神原渓谷」、「奥岳川」、「宇目市の渓谷」の3つや!
と渓流釣り大ベテランの釣具屋のおっちゃんが教えてくれました。
参考にするのは、川だけ地図(All Rivers)
この地図をもとに、本流から外れた支流を調査していきます。
川が毛細血管みたい。河川調査にはもってこいの地図です。
スタート地点を決める【入渓ポイント】
入渓とは、その名の通り渓谷に入ることです。
山岳地図をみながら、等高線の幅が広い場所(傾斜が緩やかな場所)を探します。
地図で確認してから、現地に向かい自分の足でアクセスしやすい比較的安全な場所を探ります。
渓谷に行く前に、山岳地図で読図しておくことが大切です。
そこで活用したのが、「ジオグラフィカ」というアプリです。
なんと、オフラインでも使用可能!スマホが登山用のGPSになります。
地図が読めない人もこのGPSアプリは便利なので、ダウンロードして使ってみましょう!
どんな魚が生息しているのか調査
釣れそうな場所を探すだけでも私自身楽しいのですが、
プランを作る上で、どんな魚が釣れるかは大事です!
今回は、「山女魚(ヤマメ)」10匹程度と「ハエ」6匹程度を確認することができました。
餌の種類と釣果も合わせて調査です!
何が一番釣れたかは内緒です。
小さい魚はリリース!
大きくなって釣られてね笑
写真:8時を過ぎるとよくハエがよく釣れる様子
写真:大きいものは、19センチほどのヤマメ
※直火での調理は山林火災の恐れもあるので絶対だめです!
ちなみに釣った魚は、その場で捌いて朝ごはんのおかずにして
最高の朝食タイムにするのが私自身の最高の贅沢です。
朝日が登り、明るくなってきた渓谷で食べるご飯はとてもおいしいです。
これは、お金では買えませんね!
鳥のさえずる声と清流の音、苔むした巨岩。
最高のロケーションです。
ゴール地点を決める【出渓ポイント】
釣りを楽しんだのち、沢を出るルートまで知っておくことが大切。
もし、沢から出られなかったり迷ってしまうと
遭難することにもなりかねません。
もし、入渓ポイントと出渓ポイントが同じであれば
「テープなどの目印を入り口につける」
そうすれば遭難するリスクを減らすことができます。
※出渓の際は、テープをとりましょう!
さてさて、プランの話に戻しまして、
朝まづめを狙うのであれば、2時間を釣りの予定として
釣りを終えた後は、シャワークライミングなどを楽しんで帰ることも考慮すると
10時ごろ出渓がちょうど良いと感じました。
※登山道などに出れる場所が帰りは楽です
体験の流れを考える
ざっくりとですが、こんな流れになるのかなと考えています。
早朝5時に起きて「朝山家」を出発→
早朝6時に(大野川水系)入渓(釣り開始)→
朝8時まで渓流釣り→朝食、コーヒータイム・沢登り→
朝10時に出渓→
現地解散!!
まとめ
写真:早朝5時ごろの朝山家からの景色
今回は、渓流釣りプランを作る上での河川調査の第一弾!
体験プランにする入渓ポイントと出渓ポイントと釣れる魚の種類の調査ができました。
候補地にする場所は、あと5箇所ほどあります。
※何度か訪れた場所も多数あり、体験にできる場所かどうか
再確認するような形で調査していきたいと思っています。
※詳細な場所は、体験プランを正式にリリースする時に公開します!
それまでは内緒です。お楽しみ!
(2022/08/18)
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