こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
DIYで薪ストーブを設置してはや2年。
毎年冬に入る前に煙突を掃除して、春になり暖かくなったら煙突掃除という毎年の恒例行事も定着しつつあります。
もちろん、自分で設置した薪ストーブなので自分でメンテナンスをします。
火事が一番怖いので、対策しすぎることに越したことはありません。
今回は、DIYで設置した薪ストーブの隙間から
室内に煙が逆流した際の解決方法について記録しておきたいと思います。
▶︎関連記事:【DIY】薪ストーブの煙突掃除!本格的な冬が来る前にメンテナンスしました!
薪ストーブから煙が漏れるようになったのは火入れから5ヶ月後
その出来事は、寒さが和らいで来た3月の初旬に起こりました。
ちなみに、今年の冬は10月の中旬に薪ストーブの火入れをしました。
乾いた薪(くぬぎ)をいつも通り燃やしていると、
定期的にダンパーや空気調節窓から、もくっもくっ!と煙が。
締め切った室内がなんだか煙たくなってきたな…。
と感じて薪ストーブの様子を見てみるとなぜか
ガンガン火は燃えていて、薪ストーブから煙突への排気も全開。
空気を取り込むダンパーを全箇所開けても逆流してきます。
室内の酸素量を低下させた状態で使い続けているのかな?
と思い窓を全開にするも現状は変わらず。
原因は薪ではなく煙突にありそうです。
煙突を外すと薪ストーブのダンパーに煤が!
しかも、なぜか湿っている。
雨で煙突内部の煤が薪ストーブのダンパーに溜まったことが原因
煙突掃除はどのくらいの頻度で行うとよいか?というと
通常は1年に1回行えば大丈夫とされていますが、
翌日煙突を外してみるとびっくり!
湿ったふわふわの煤が山盛り。
※煙突の内部から剥がれた煤が上から落ちてきたと思われる。
しかも湿っている状態をみると、雨が滴って煤が詰まった箇所に
煤と雨水のセットで溜まっていたのだと判断しました。
しかも、薪が湿っている訳ではなく雨水で詰まった煤が湿っている状態…。
単層煙突(シングル煙突)はメンテナンス頻度を高める
筆者が薪ストーブを設置した一年目は、年に2回の煙突掃除をしました。
使い始め(10月ごろ)と使い終わり(4月ごろ)です。
昨年は冬が終わりを清掃した際もたくさんの煤が溜まっており、
溜まった煤などの量をみると、やはり一年に一回では足りないなと感じた次第。
しかし、大丈夫だろう!と思って今年も使い続けた結果失敗しました。
やはりシングル煙突の場合は、
使い始めに一回、中旬に一回、使い終わりの一回。
合計年に3回の煙突掃除をすると快適な薪ストーブライフを送ることができる
と身をもって学びました。
もちろん筆者の場合は、シングル煙突です。
ですから、二重構造の煙突の場合は一回でもいいのかなと思います。
しっかりと煙突を掃除をすることで解決!
写真:煙突内部の煤や汚れの総量
横引きの煙突を外し、屋根に登って上から下に向かって煙突掃除用のブラシで下に落としていきます。
タールが固まっていて煙突のジョイント部分が外れない箇所もあったため、
ブラシをそこら辺に落ちていた竹の棒に固定してツヅラフジを巻きつけて道具を作りました。
そこら辺にあるもので工夫すれば道具は意外と作れるものです。
▶︎関連記事:【DIYでかご作り】材料の『ツヅラフジ』の探し方を教わりました!
清掃後、試運転をしてみるとガンガン燃えてくれて排気も順調!
煙突掃除をしっかりしたことで、薪ストーブのダンパー部分も含め排気がしっかりとできるようになり室内に煙が逆流してくるといった問題が解決。
来年は、使い始めて2〜3ヶ月後に一度煙突掃除をしようと決めました。
まとめ
- シングル煙突は煤がたまりやすく、頻繁にメンテナンスが必要
- 煙突掃除は毎年一回すれば大丈夫と言われているが、条件によっては1回では足りない
- 煙突が詰まって薪ストーブから室内へ逆流してくるまでの期間は、約5ヶ月だった。(シングル煙突の場合)
- 煙突掃除をしっかりすることで、火事の予防になり快適な薪ストーブライフを送ることができる。
※今回は、薪ストーブ「tbi-605a」でシングル煙突を使い横引きが1箇所ある場合です。
それぞれの条件に合わせて原因は様々かと思いますが、参考にしてみてください。
全ての田舎暮らしで薪ストーブライフを楽しむひとの手助けになることを願って。
(2023/03/15)
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