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日淺 聡士

【カンタンなプロフィール】

■理系四大学卒業(夏目漱石の「坊ちゃん」がOB)
■民間企業勤務(航空業界)
■協力隊&ITベンチャー
■「朝山家」の運営
■起業(PLD代表)
■NPO法人空き家サポートおおいた

→大分県の山奥の限界集落に夫婦で移住。
古民家をDIYとリノベーションで数年かけて再生。
→「朝山家」という宿を妻と一緒に営む。

→好きな食べ物はうどんとおでん。
→DIYや渓流釣りなどアウトドアが趣味。

里山での田舎暮らしと
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【豊後大野市に移住】魅力を実体験で語る「田舎暮らしでよかったこと」9選!

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#くらし

こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。

大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。

私たち夫婦は2018年の春に豊後大野市の緒方町に移住してきました。

移住してからはや4年!

あっという間に時間が経ちました。

今回は、大分県豊後大野市緒方町に住んでみてよかったことを厳選して9個紹介したいと思います。

※豊後大野市は7つの町が合併してできたので、他の町のことも今後紹介していきたいと思います。

それではいってみましょう!

【01】家庭菜園でも立派な野菜が育つ

写真:うちでとれた野菜など

私たちは自然農法で雑草と共に野菜を育てているのですが、

何を植えても立派に育ちます。(草取りが大変です)

そのかわり、化学肥料を与えていないので野生味の溢れる素朴な味になります。

肥料は、うちで飼っているニワトリの鶏糞を使っています。

【関連記事:ニワトリ小屋の作り方を紹介しています】

土が肥えているのは、

「9万年前の熊本県の阿蘇山の噴火の際の灰土が良いのだよ!」

と近所の農家さんが教えてくださいました。

野菜を作ることで、地域の方とのコミュニケーションの話題にもなりますし、

食の自給率も上がって良いことづくめです。

生ゴミが肥料に変わる

都市部に住んでいた頃は、

料理をした際に出る生ごみを燃えるゴミの袋に入れて捨てていました。

しかし!

今の私たちの暮らしは違います。

生ゴミはコンポストで発酵させることでゴミではなくて立派な肥料になります。

ゴミ袋の削減にもつながり、

ゴミが肥料に変わるので環境にも優しく、

生活コストの削減にもつながって一石二鳥です。

※生ゴミから湧いたサシムシは、魚釣り用の餌にもなります。

果物がたくさん自給できる

私たちが住む朝山家の敷地内には、

柿、カボス、甘夏、イチジク、などが植えてあります。

近所のおばあちゃんの家には

栗、ブルーベリー、ビワ、梅、みかんなど

日常生活では食べきれないほどの果物が山に生えています。

そのほとんどが無農薬で無肥料。

都会では考えられないほど食が豊かです。

山菜や野草の宝庫

筆者の敷地内には、

ユキノシタ、ワラビ、サンショウ、ゼンマイ、フキ、ツワブキ、シソ、サトイモ、ムカゴ、タケノコ

などなど。

ありとあらゆる食べることが出来る野草が自生しています。

緒方町は、椎茸の自然発祥の地と言われるくらいキノコ類も豊富。

今度は山の持ち主の許可を得て松茸なども取りに行きたいなと密かに思ってたりもします。

【02】直売所や道の駅の野菜が安い

野菜が安くてたくさん手に入ることも田舎暮らしでは嬉しいことの一つです。

道の駅原尻の滝と道の駅あさじの中間の位置に住んでいることもあって、

新鮮で美味しい野菜を毎日楽しむことが出来ます。

【03】DIY精神が身に付いた

豊後大野市に来る前は、サラリーマンでした。

お金を稼いでそのお金でサービスを買う毎日。

しかし、田舎ではサービスが少ないのは事実。

 

ないなら自分でやろう!という思考に切り替わりました。

サービスを受けるより、自分でやった方が安くできるし、何より経験にもなります。

 

都市部に住んでいた頃は、家の設備の修繕なんかは

大工さんやリフォーム会社にお金を払って頼んでいましたが、

今では、人に頼まず自力で解決できるようにもなりました。

また、暮らしの中の食でいうと、

野菜はスーパーで買うもので、家で作るなんて考えもつきませんでした。

家庭菜園もDIY(自分で作る)の一部だと思っています。

本格的なDIYではなくとも、ちょっとした棚を作ったりできると

自分の暮らしを手作りしているようで暮らしが楽しくなりますよ!

【04】家族の時間が増えた

筆者が妻と豊後大野市に来る前、両方ともサラリーマンでした。

筆者は土日が休日で、妻はサービス業であったため仕事柄一緒に生活する時間は少なかったのです。

しかし、夫婦で暮らしながら一緒に仕事ができる民泊を営むことで

家族の時間がはるかに増え、時間に融通が利く暮らしに変わりました。

周りに飲食店がないので、必然的に料理をする機会が増え

たわいない会話をしながら一緒に食事を作る時間もまた楽しいです。

写真:庭でとれた夏野菜で作った夜ご飯

【05】渋滞がなく移動が快適

田舎に住むと車社会だから休みの日は渋滞が起こるのかなと思っていたのですが、

その予想は良い形で裏切られました。

近所のスーパーですら駐車できなかったことなんてなかったし、

道路舗装などの工事が行われている時ぐらいしか渋滞は起こりません。

何より、信号が少なく、車も少なくとても快適にカーライフを送ることができます。

休みの日には、久住高原や熊本県の阿蘇方面にドライブに行くのもとても楽しいです。

【06】家で湧き水が飲める

筆者が住んでいるエリアは、上水に関して行政が関わっていません。

それは行政が水道管を管理していないということです。

最初はびっくりしました。

蛇口をひねれば水が出るのは当たり前だと思っていたのですが、

冬の渇水期には水が少なくなってしまい水が使えないトラブルもありましたが、

地域の方と協力して水道インフラを整備し、美味しい湧水を家で飲めています。

蛇口から湧水が出るなんて贅沢です。災害の時にも強いのではないかと思っています。

【関連記事】

【07】固定費を抑えられる

都市部から移住するまでは、賃貸物件に住んでいました。

今では、毎月数万円の家賃を払うのがバカらしいなと感じます。

賃貸派か持ち家派で分かれると思いますが、断然筆者は持ち家派です。

固定資産税が安い

持ち家派の筆者の場合になるのですが、田舎の古民家(中古物件)の魅力は

固定資産税が安いこと。

筆者の住んでいる家の固定資産税は、地方の賃貸物件の1か月の家賃以下の価格です。

ちなみに、固定資産税を調べる方法はこちらの動画を参考にしてみてくださいね!

出典:イエウール|固定資産税の調べ方

生活費が低く抑えられる

生活に必要な費用として、

筆者の場合、食費、ガソリン代、通信費、家賃、水下水道、電気代などがあります。

ガソリン代や、下水道(行政管理)、電気代などはコスト削減はできませんが、

食糧自給率をあげれば、努力次第ではもっと生活コストを抑えることができます。

 

  • 古民家に住み、持ち家なので家賃は0
  • 食費は、野菜を自給することで抑えることができている
  • 上水道は、集落自治管理なので1500/人程度の電気代のみ

 

大学を卒業して就職した時の給料でギリギリの生活だったものの、

その給料の半分程度で充分暮らしていけます。

※飲み会などの参加頻度が低くなり外食に行かなくなったため

もっぱら贅沢はできませんが笑

【08】アウトドアのフィールドが近くに

写真:夕方の祖母山(尾平鉱山から望む景色)

 

筆者は釣りや登山などが趣味なのですが、

アウトドアフィールドがたくさん揃っています。

日本百名山の「祖母山」をはじめ、少し足を伸ばせば久住山系にも行くことができます。

写真:筆者が源流で釣ったヤマメ

 

また、渓谷や釣りをできるスポットがたくさんあり

「大分県三大清流」と言われている渓谷が近く、渓流釣りが身近になりました。

現在は、仕事で釣りの体験プランを企画しようということで

渓流釣りの河川調査と言う名の仕事に奔走中です笑

趣味も仕事の一部にできればよいなと思っています。

【09】景色と空気が良い

田舎暮らしはなんと言っても景色と空気が美味しいです。

季節の移ろいを五感で感じること、旬のものを食べられることが幸せです。

しかし、

 

「田舎はどこも景色と空気がいいし、なぜ豊後大野市?」

 

と思われるかもしれません。

 

私たちが住んでいる豊後大野市は、

日本ジオパークとユネスコエコパークの両方に指定されている自然保全地域です。

自然保全地域に住めるって凄くないですか?

自然や景観ってお金の力では得ることができない価値があると思っています。

ちなみに、「世界遺産」は、手つかずの自然を守ることを原則とする一方、

ユネスコエコパークは自然と人間社会の共生が目的となっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

私たちが住む大分県豊後大野市の魅力が少しでも伝わると嬉しいです。

他にも、魅力がたくさんあるので次回また記事にして

お伝えしたいと思います。

豊後大野市の魅力を知りたい方や移住を考えている方、

移住を検討して家を探している方などお気軽にご連絡くださいね!

それではまた!

【関連記事はこちら!】

(2022/08/31)

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