こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。
新年明けましておめでとうございます!
おせち、お餅、お雑煮など正月らしいものを食べてますか?
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今回は、豊後大野市から少し足を伸ばして大分県竹田市大字拝田原字桜瀬にある
「扇森稲荷神社」へ初詣に行って来ました!
通称「狐頭様(こうとうさま)」と呼ばれ、パワースポットでも有名。
九州三大稲荷の一つです。
場所はこちら!
所在地:〒878-0025 大分県竹田市拝田原811
こうとう様の由来って知ってる?老婆ときつね伝説
こうとう様は、商売繫盛、金運、学業成就、家内安全、交通安全、縁結びなどの神社ですが、その由来を知っていますか?
「こうとう様」の由来は諸説あるようですが、扇森稲荷神社の敷地の看板にこう書いてありました。
恩返しをした狐を埋めたと伝えられることろ(伝説)
お産に苦しんでいる若い女を助けた老婆に次の日お礼として大きい鯛が届けられました。
ところがその鯛は中川公への献上品でした。老婆はそれを盗んだとして捕らえられて打ち首にされました。
ところが転がっている死骸を見ると狐でした。
役人をはじめ人々は非常に驚きました。
老婆が助けた若い女は狐であり老婆の身代わりとなり打ち首になったのでした。
人々の思返しに心を打たれ稲荷大神のこの地に亡骸を埋め霊を祀ったと伝えられています。
「こうとう様」とは狐の頭でこうとう。
駐車場に車をとめて階段をのぼる(行き)
大分県内で一番の高さの鳥居が目印です。高さは17メートルもあるんだとか。
迷うことはなさそうです。ちなみに駐車場は200台とめることができ、駐車料金は無料です。
正月だから絶対混むだろうなと思い、混む時間帯を避けて夕方に訪れたのですが、
すでに駐車場はほぼ満車。
写真:参拝入り口付近には出店がいっぱい
車をとめて参拝入り口に向かうと行列ができており、その理由は
階段上の本社は満員だったからのようです。
参拝入り口では警備員が時間をずらして入場制限をしていました。
夕方に訪れたにもかかわらずすごい人でした。
その後10分ほど行列に並び、階段をのぼりました。
幻想的な鳥居の連続。100段の階段
写真:鳥居をくぐる(入り口)
写真:2014年7月に復旧した稲荷橋と玉来川
振り返ると結構登ったなと実感します。
写真:幻想的な鳥居の連続と日暮れ
写真:鳥居の中を歩きながらゆっくりと進む
この鳥居は、企業などから奉納されたもので鉄製。
錆びたりして風化している様も味があってよかったです。
ちなみに鳥居奉納は一本5万5千円で立てることができるようです。
写真:折り返し(中間地点)
写真:中間地点の幟旗
写真:扇森稲荷神社の社号の由来の看板
たくさんの鳥居をくぐって境内へ到着!
写真:キツネの置き物がお出迎え
鳥居の道をずっとあがっていくと境内の敷地に到着です。
きつねの置き物がたくさん!
ちなみに、稲荷神社の「お稲荷さん」はきつねではなく神様のこと。きつねは稲荷神のお使いとしての存在です。
神様をお守りする動物としてきつねの置物が置かれています。
本社境内に近づくにつれ、神楽の音や賑やかな声が響いていました。
なんだか神聖な気分。日本ならではの音や晴れ着で歩く姿は華やか。
雰囲気はパワースポットそのものです。
写真:手水にもきつねの置き物が置いてある様子
今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、柄杓はなく代わりに消毒液が置かれていました。
写真:勇ましい顔のきつねの石像
境内の敷地内では木原神楽の奉納が!
写真:6列で並びゆっくり本社境内へ進む
本社境内に向かうにつれて神楽の賑やかな音が。八雲払いの演目の最中でした。
右手の建物では木原神楽の激しい舞が奉納されていてどこか透き通った気持ちに。
御神楽では、子どもが抱き抱えられて回ったり、驚かしたりして盛り上がっていました。
縁起が良いようで泣く子供もいれば、
終始笑い続ける子どももいて、その反応に観衆が盛り上がっていました。
令和4年の扇森稲荷神社新年祭での神楽奉納は1月1日(土)0時~と
1月1日(土)~3日(月)の各日9時~17時頃の間に奉納されるようです。
お賽銭とおみくじを引く
いよいよ本社の境内が近づいてきました。振り返るとこの人だかりです!
常に人が切れない様子。
写真奥にも駐車場があるのですが、初詣の際は使うことができません。
お賽銭を投げ込み、今年の祈りを込めてお参りしました。
残念ながらコロナウイルス感染拡大防止のため、鐘を鳴らすことはできませんでした。
賽銭箱の横におみくじがあり、100円で引くことができました。
縁起物の販売
参拝を終え、帰路の途中にはお守りや縁起物が販売されていました。
「なんもかんも値上がりじゃな!」といいながら熊手や飾り物を購入されている方も。
昨年は今年の価格より安かったのでしょうか?
物価高は筆者も困ります。共感。
参拝を終え帰路へ!出店でお腹を満たす
参拝が終わり、帰路は一方通行になっていました。
竹の緑と鳥居の赤のコントラストが美しいと感じました。
帰り道は行きと違って人は少なくすいている様子です。
気兼ねなく写真も撮れました。
そうこうしているうちに100段の階段のスタート地点へ合流。
階段をさらにくだって屋台で賑わう下界まで降りてきました。
写真:たくさんの屋台が並ぶ様子
ちょっと歩いて小腹がすいたので、せっかくなので出店で食べ物を買うことに。
広島風お好み焼きと竹田市「生長堂」の「はらふともち」を購入しました。
寒い中でのあたたい食べ物は嬉しい。正月太りに拍車をかけそうです笑
無事に新年の初詣を終えることができました。
今年も楽しい年にしていきたいと思います。
(2023/01/02)
\この記事で使われている写真はこちらのカメラで撮ってます/
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