こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
今日は春の味覚、たけのこを収穫して炊き込みご飯にして美味しくいただきました!
春は山菜の季節。今年はたけのこが少ないようです。去年は生えすぎて困っていたくらいなのに。
なんでだろ。
買う方が早いんですけどね笑
たけのこを掘る
当たり前ですが、動きやすく、肌の露出が少ない格好で山には入りましょう!
たけのこの頭を見つけながら、キョロキョロ。
見つけるコツは、
地面が盛り上がっているところや地割れのように地面に線が走っているところを探すこと!
はいみっけ!!
たけのこの掘り方
たけのこの掘り方はこんなイメージ。
周りの土をどけて、くわと軍手をして掘り上げましょう!
土をどけると、根元の色が黄色っぽくなっているところがあります。
そこにくわを入れててこの原理で掘り起こしてみましょう。
※YouTubeなどに掘り方は参考になる動画があると思うのでここでは割愛。
さっそく、たけのこゲット!!
大きくなりすぎたたけのこは不味い
こんなでっかい、たけのこ。
大けりゃ良いというものではなのです。
アクが抜けずらく、歯応えが硬い。
食べてみましたが、残念な結果になりました。オススメはしません。
たけのこの大きさは味に比例しない。
アカマムシに注意
田んぼによくいる厄介者は山にもいます。まだまだ子ども。
大分県の呼び名(方言なのでしょうか?)集落の方は
「マヘビ」
と呼ぶようです。三角の頭の毒蛇は
子供ながら、尻尾を小刻みに振って威嚇してきました。
こいつに噛まれたら病院行き確定。
いや、本当に気を付けなければなりません。
捕まえてマムシ酒にでもしてやろうか厄介者め。
迷惑な先客
こちらは、イノシシに掘り返された跡。大群できたのでしょうか?
繁殖期を終えたイノシシはお腹が空いているのでしょうか?
至る所にその痕跡が残っていました。
野生の動物は美味しいものをよく知っているなと思います。無制限食べ放題ですね。
きっとアク抜きなんて知らないんだろうな。
たけのこのアク抜き方法
たけのこ特有のえぐみの正体は「シュウ酸」と呼ばれる成分。
米ぬかに含まれるカルシウムがシュウ酸に作用し、
えぐみを感じない成分に変化させていくことがアク抜きをする理由です。
火を起こす
ホームかまどをうちではよく使います。
コメリで調達した安物です。
火を継続的に維持するために、半分は乾いた木材と半分は生木を使います。
生木は水分を多く含んでいるので、一気に燃え尽きません。
その代わり煙がたくさん出るのでご注意を。
アク抜きの下準備
土などがついた皮を2~3枚捨てて、たけのこの真ん中に切れ目を入れます。
皮は全部剥いてはダメです。理由はうまみが逃げやすくなるからです。
米のとぎ汁を使う
アク抜きには米ぬか、米のとぎじるや重曹を使うとGOOD!
うちでは米のとぎ汁を使うのが定番です!わざわざ重曹なんて買いません。
1時間強煮詰める
沸騰したら、弱火にして1時間弱アク抜きをします。
柔らかくなり、アクが抜けます。
そのまま一晩中放置!
その日には食べません。
翌日の調理01:水煮にして炊き込みご飯に!
アク抜きしたたけのこは、食感もよくコリコリしていて旨い!
大分の郷土料理の『とりめし』風の炊き込みご飯にして美味しくいただきました。
翌日の調理02:たけのこのきんぴら
こちらは副菜に!ゴボウの代わりにたけのこきんぴら。美味しい。
翌日の調理03:たけのこの梅酢あえ
さっぱりとしていて日本酒が飲みたくなる、和風の前菜。
まとめ
- 野生動物に気を付けよう!
- アク抜きは収穫後にできるだけ早くしよう!
- アク抜きは米のとぎ汁でOK!
- とれたてのたけのこはうまい!
春のたけのこを食べられる幸せ。しかも食糧の現地調達。
贅沢で究極の食の形だと自負しています。
春に宿泊したゲストさんはもれなく食べることができますよ!
(2022/04/08)
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