こんにちは!朝山家の紗矢香(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
季節は6月も後半。あっという間に自然の果物などの旬は過ぎていきます。
▼昨年の梅仕事の様子▼
先日、ありがたいことに お知り合いの方から豊後梅をいただきました。
その梅は完熟梅で、いただいた時は黄色味がかっていたのですが、
持って帰り、アク抜きをしようと水に浸けて ザルにあげた後、
しばらくして見てみると…
あれ?茶色くなってる!?
写真:茶色に変色してしまった豊後梅
どうやら、完熟梅の場合、
長時間水につけていると茶色く変色するよう。
青梅は水にしばらく浸けてアクを抜いてから使いますが、
完熟梅の場合は水に漬けすぎない方が良いようです。
せっかくもらった梅を…
やってしまった〜!
と落ち込んでいましたが、 とても芳醇な香りがしていて、
カビも生えておらず、なんだかとても美味しそう。
梅干しは厳しそうだけれど、 何かに使えないかな?
と考えた末、 梅ジャムを作ることに!
ジャムであれば、傷などがある梅でも 茹でてアクをしっかり取り、加工することができます。
手順はとても簡単。
そして美味しくできたので、レシピをご紹介したいと思います。
①茹でてアクを取る
前述したように、まずはお湯で茹でて、梅自体のアクを取っていきます。
鍋を中火にかけて、沸いたら弱火に。
そのまま15分前後、アクを取りながら煮ていきます。
②水を何度か入れ替えて苦味を取る
梅の個体差があるかと思いますが、
煮た梅の一部を食べてみて苦味を感じる場合は、
何度か水にさらして、入れ替えてを繰り返し、苦味を取ります。
③種を取って実だけにする
種を取り、果肉だけを残して重量を計りましょう。
今回、茹でてアク抜きして種を取った果肉の部分は301gでした。
④実の分量の6〜7割の砂糖を入れて煮る
次は、鍋を中火にかけて 先ほどの果肉と、その分量の6〜7割の砂糖を混ぜ合わせていきます。
今回、砂糖はグラニュー糖を使用して 果肉の6.5割ほどの量を混ぜ合わせました。
⑤しっかり冷やしたら出来上がり
弱火でコトコトと約30分。 途中でアクを取りながら、加熱しながら混ぜると、出来上がりです。
あとは、熱いうちに消毒した瓶などに詰めて出来上がり。
冷めると、とろみが強くなり、ますますジャム感がでます。
パンやヨーグルトにのせて食べると絶品です。
思わず茶色にしてしまった梅。
ぜひ梅ジャムにして美味しく食べてみてくださいね。
(2023/06/27の出来事)
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