こんにちは！朝山家の聡士（@HbHlUnRqYkj？bRMQ）です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
今回は、豊後大野市緒方町の久土知地区にある「荒平の池」に立ち寄ってみました。
荒平は、「あらへら」と読みます。
はぐれ鴉（からす）赤神 諒（著）という小説の舞台の一つにもなっている場所です。
池の付近にはトイレなどはなく、あるのはシンプルに池と木々。
用途としては農業用のため池です。
しかし、ただの池ではなく地元では有名なバス釣りのスポットでもあります。
筆者が夕方ごろ立ち寄った際には、数台の車がとまっており魚釣りをされていました。
関連記事▶︎【大分で渓流釣り】大野川漁業組合まで行かずとも緒方町で遊漁券を買える場所。
釣り以外では立ち寄る理由はほぼないですが、ぼんやりと池をみながら釣りをするには良い場所です。 ちなみに秋は紅葉が美しいです。
アクセスは比較的容易で、緒方町の竹田市寄りのコンビニファミリーマートから宮迫石仏を通り過ぎ、集落を過ぎて直進すると青い看板が。
山手の方に伸びている道を少し上るとすぐに左手に大きな池が見えます。
所在地：〒879-6616 大分県豊後大野市緒方町久土知
まず見えるのは明正井路の発電所への取水口
看板の示す通りに舗装された道を進むと、景色が開けました。
入り口から見えないのですが、行く手を阻む通行禁止の柵が。
左手の池のそばに入り口があり、車をとめることが出来ます。
道が池の周囲にあるのですが、現在立ち入り禁止になっています。
奥にはお地蔵様が見えます。
そもそも釣りできるの？出来ないの？
池の付近には、看板がありました。
しかし！
看板によって書いてあることが違うのが面白い。
こちらが釣りNGの看板↓
荒平の池発電所取水口「荒平の池発電所」付近
きけん
■ため池は、きけんがいっぱいです。
関係者以外立入禁止：設置者 明正土地改良区 0974-42-3328
はいらないで!およがないで！つりをしないで！緒方町・明正土地改良区
県営防災ため池整備事業 (荒平地区)
この荒平ため池は、大正11に築堤されたもので長い年月の間に老朽化が進んでおり、放置すれば決壊して下流域へ大きな被害を与えることが予想されるため、この事業により改修したものです。
受益面積：28.0ha 総貯水量：244,400m^3
工事期間：平成5年度〜平成9年度 事業主体：大分県大野地方振興局
誰もが住んでみたい村に 農業農村整備
看板より引用
こちらが釣りOKの看板↓※条件つき
ダムをきれいにしましょう
このダムには毎年ワカサギなどの稚魚を放流しております。
遊漁をする方は遊漁券をお求めください。違反者は厳しく罰せられます。
大野川漁業協同組合の看板より引用
ワカサギを放流しているから遊漁券を購入すれば釣りはOKとしている一方、
釣りどころか立ち入りすらもしないでという古い看板もあります。
大野川漁業協同組合と緒方町・明正土地改良区の意見は真逆です。
仲が悪かったりするのでしょうか？笑
どっちが正しいのかわかりませんがバス釣りの大会の会場にもなっていたりもするので
釣りは遊漁券を購入すればOKということなのでしょう。（ややこしい）
ちなみに2019年のバス釣り大会では54cmの大会記録が出たらしく、その際のブログがありました。
参考記事▶︎第七回 荒平の池バス釣り大会(検量)
ちょっと道を行くと、右手に謎の神社が
この場所は、池の周囲の道路沿いにあり、看板がある場所の近くです。
当時は赤く塗られていただろう鳥居が風化し、
なんとも言えない雰囲気を醸し出していました。
夏場であるし、草がたくさん生えており何より参拝する服装ではなかったので、
参拝はしませんでした。しかし、
神社の頂上は高台で景色が良い
とある地元の方が教えてくださいました。
ちょっと筆者は勇気がなかったので遠くから1人で眺めるだけにとどまりましたが、
行った方は感想を是非聞かせてくださいね。
駐車場は結構広くてたくさんある
池の周囲には車を止めることができるスペースが結構ありました。
山の持ち主の土地かもしれないのでなんとも言えませんが、道沿いに結構ありました。
用途不明の謎の小屋と石碑
池に見える立ち入り禁止の橋
写真を撮り忘れたのですが、池には木製の橋がかかっています。
しかし、ボロボロなので立ち入り禁止です。
行くとわかるのですが、パッと見でここは危なそうだとわかることでしょう。
橋の上から釣りをしたくなる気持ちはわかるのですが、
危険なので通行はやめておきましょう。
ちなみにこのエリアは昔々、結婚の森といわれていたようで、
自宅や公民館などで結婚式をあげた方が記念に食事をするエリアがあったそうです。
結婚式を公民館であげる時代があったことのカルチャーショックと、
池で食事会をするという感覚は現代では全く考えられないです。
しかし、鯉なども泳いでいるのでそれはそれでちょっと風流です。
他にも、カヌーの練習に使われていたことがあったりと様々なことを地元の方から聞きました。
次はバス釣りをした際の記事を書きたいと思います。
おわり。
（2023/08/14）
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