こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
待ちに待った3月。山も芽吹きはじめ、山菜の季節にウキウキします。
暦でいう啓蟄(けいちつ)を過ぎたあたりから、なんだか生き物の気配が。
厳しい冬を乗り越えて花を咲かせる野草にもエネルギーを感じます。
写真:庭に咲いていたオオイヌノフグリ
この記事を執筆している現在は、夜の冷え込みも落ち着いてきました。
そして、ヒートテックを何枚も重ね着していた季節におさらばです。
防寒対策の定番のGUやユニクロには大変お世話になりました笑
2023年の冬は、振り返ってみると一段と寒かった。
そして珍しく雪が降りました。
写真:窓からの景色
それもそのはず10年に一度の大寒波と言われるぐらい。
日本列島を襲った強烈な寒さは、筆者の住む地域の水道管にも影響が。
知り合いの緒方町の水道屋さんに聞いた話なのですが、
なんと1日に8件も水道のトラブル解決の依頼があったそうです。
大半は水道管の破裂ではなく接続部の金物や役物の劣化だったそうです。
「九州は寒くないんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、2023/01/25の夜には外気温が-8度以下になりました。
いやあ寒かった。薪の消費量も半端なかったです。自然にはかないませんね。
幸いにも筆者が住んでいるエリアは、路面の凍結はないのでスタッドレスタイヤは不要です。
山間部の田舎に移住される方はこちらの記事も読んでみて参考にしてみてくださいね!
関連記事▶︎【季節移住も】豊後大野市に移住を決める前に!冬の時期の移住体験をしてみては?
さてさて、そんな大分県豊後大野市緒方町にある
朝山家の集落周辺の冬の様子を写真にて記録しておこうと思います。
いつも喧嘩してるニワトリが身を寄せ合っていた
朝山家では、自家用のニワトリを飼っていて
朝には美味しい卵を産んでくれます。
取れたての卵を使って朝食を作れることは我ながら贅沢だなと感じます。
田舎暮らしの特権ってやつです。
そんな物価の優等生ニワトリは寒さに強いのか?
と言うと毎日観察しているのですが、
どうやら暑さよりも寒さの方が強い傾向があるようです。
うちのニワトリは平飼いではなく放し飼いなのですが、
真夏よりも動きがいいように感じます。
しかし、いくら寒さに強いとは言ってもやっぱり寒いのか
いつもはつつき合って喧嘩しているニワトリ同士も
この時ばかりは、身を寄せ合って暖を取っていました。
ニワトリもおしくらまんじゅうするんだなと変に感心したものです。
関連記事▶︎【ニワトリの寝方】どうやって寝るの?夜の小屋にて観察!
ちなみに冬はニワトリは卵を一個も産みませんでした。
それは、採卵用の餌をあげているわけではないので当たり前。
自然の状態に限りなく近い状態で飼うと、
冬に卵を食べることができることは当たり前じゃないんだなと。
冬は卵が自給できないことを学びました。
例年の冬よりも風が強かった
写真:雪と一緒に竹の笹も舞う
強風で様々なものが飛ばされそうになって、
いつもは外に出しているジョウロなどを建物の中に入れました。
風が強いと、何が困るかと言うと裏山から飛んでくる竹の葉が屋根につまること。
くるくると回って落ちてくる竹の笹は、移住した初期は
風情があっていいなあ!
なんて思っていましたが、屋根瓦の隙間につまると雨漏りの原因になるので
現在はそんなこと1ミリも思いません。
しかし、春になればたけのこがとれるのでやれやれと思いながら
屋根に登って年に何回も屋根掃除をしています。
雨漏り予防とたけのこのためだと思って頑張っています。
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猫の足跡がはっきりと
雪が積もった地面に猫の足跡がくっきり!
四本足のお友達は、どうやら右足を左足の歩幅が一緒のようです。
普段気にすることがない、猫の歩き方や歩幅を観察しながら
「猫の肉球は寒くないのかな?」
だったり
「霜焼けにならないのかな?」
さらには
「野良猫は、こんな厳しい環境の中何を食べているのだろう?」
などなどいろんなことを考える機会にもなりました。
ちなみに大分県では、野生の〜のことを「なぐれ」といいます。
関連記事▶︎【方言】大分県だけの呼び方?「なぐれねこ」の意味を知った田舎の秋
ニワトリも猫もそして私たち人間も
無事に冬を乗り越えて春がやってきたこと、とても嬉しく思います。
(2023/03/12)
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