こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
2023年8月5日、大変な難産の末に元気な男の子が生まれました。
今回の記事は田舎での慣れない子育ての中、大変な新生児期間が終わり
地域の方々がお祝い会を開催していただいた時の話です。
田舎ならではの冠婚葬祭のお祝いに、ほっこりした9月の記録です。
移住後からお世話になっている地域のおばあちゃん企画
ある日のこと。
いつも野菜や椎茸を持ってきてくださるご近所さん(87歳)が訪ねてきてました。
移住後ずっと気にかけてくださる、とても親切でかつ田舎ぐらしの達人です。
そしてすごいのは、お願いしたわけでもなく私たち以外の
宿に泊まった方々に、チェックアウトの際に野菜などお土産を持って来て振る舞ってくださること。
サービス精神がすごい近所のおばあちゃんです。
そんないつも笑顔が素敵なおばあちゃんなのですが、
赤ちゃんを見るなり、今までに見たことのない笑顔で話しかけてくださいました。
お祝い会を開催するから都合の良い日を教えて!
どうやら、集落に子どもが産まれためでたい日には
地区の世帯主の奥さん方が集まり赤飯会をする集落の伝統
があるとのこと。
赤飯会?どんなことをするのだろう?準備はどうするのだろう?
などなど失礼なことをしてはいけないと疑問に思い自治会長さんに訊ねてみると、
地区内でもその分区(小部落)でやり方や風習が違うんだよ
と教えてくださいました。
集落内の自治会の区内でもエリアによって風習などが違うんだとか。難しい。
特段、用意するものはないとのことでしたが、
三重町のトキワインダストリーに買い物に行って和三盆と煎茶を購入しおもてなしすることにしました。
集落に子どもが出来たのは数十年ぶり
約束の日、集落のおじいちゃんおばあちゃんたちが我が家に大集合!
いよいよ赤ちゃんのお披露目です。
みなさんに聞けば、集落に子どもが生まれるのは数十年ぶりだそう。
何十年ぶりに赤ちゃんを集落で見たという方もいらっしゃって、
地域の過疎化と衰退にちょっとだけ寂しい気持ちにもなりました。
緒方町に移住して平均年齢を下げてくださる方大歓迎です笑
ちなみに赤飯会と聞いていたのですが、
当日は負担になるだろうとお話会のような形になりました。
れいくんはみなさんに抱っこしてもらって、時折泣いたり笑ったり。
まるでジブリ作品の「崖の上のポニョ」のワンシーン笑
映画の中で、おばあちゃんたちが集まるカットがあるのですが
それを彷彿させるようなほっこりとした情景でした。
最後にみなさんからお祝いをいただき、
無事お披露目会(赤飯会?)は、おしまい。
お祝い会をしてくださった地域の方々。ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします!
(2023/09/18の出来事)
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