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日淺 聡士

【カンタンなプロフィール】

■理系四大学卒業(夏目漱石の「坊ちゃん」がOB)
■民間企業勤務(航空業界)
■協力隊&ITベンチャー
■「朝山家」の運営
■起業(PLD代表)
■NPO法人空き家サポートおおいた

→大分県の山奥の限界集落に夫婦で移住。
古民家をDIYとリノベーションで数年かけて再生。
→「朝山家」という宿を妻と一緒に営む。

→好きな食べ物はうどんとおでん。
→DIYや渓流釣りなどアウトドアが趣味。

里山での田舎暮らしと
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【田舎体験】田舎暮らしの達人おばあちゃんと一緒に!森の中のブルーベリー摘み体験!

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#体験・観光

こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。

大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。

夏も本番!外作業をするには、夕方がベストです。

集落の方は、熱中症に気をつけながら、元気に草刈りをしていました。

道を散歩していると、たまたまいつもお世話になっている80代のおばあちゃんに会いました。

そこで、お客さんが来ることを話したら、

 

「お客さんも一緒に、ブルーベリー摘みをせんかぇ?」

 

とお声がけいただき、急遽!

「ブルーベリー摘み体験」が開催されることになりました。

 

今回、宿泊をご予約をいただいていたご家族は、

ちょうどブルーベリー摘み体験をしたいと思っていたらしく

すごくラッキーだと喜んでいただき、さっそく参加していただきました。

写真:収穫後の様子

里山をトレッキング

ブルーベリーが植えてある場所は、農園ではなく

ほとんど山の中にある自然の状態です。

おばあちゃんからお話を聞くと、

もともとは果樹園ではなく、田んぼだった場所で

減反政策の際に、代わりに果樹をたくさん植えたのだそう。

 

地域の歴史などを話ながら、

普通車が通れない田舎の農道を歩き、

ブルーベリー摘みができる場所を目指します。

ちょうど、田んぼにはお米が植えてあり

棚田と山林の農村風景が広がっていました。

農道は、傾斜が結構あるにもかかわらず、

セニアカーでグングン下っていくおばあちゃんに

皆さんすごく驚かれていました!

田んぼのことや、周辺の自然のことをおばあちゃんがガイドしながら進みます!

まるで田舎に帰ってきた家族のような雰囲気でした。

おばあちゃんの笑顔が終始素敵でした。

無農薬のブルーベリーをみんなで摘む

ブルーベリーの木は、数本ありすごく立派でした。

ブルーベリー摘み体験を経験したことのある家族でしたが、

 

「こんなにしっかりとして背丈の大きい木は見たことない!」

 

と喜んでいらっしゃいました。

「こうやって摘むんだよ!」と採り方のコツをおばあちゃんから学び、

コツをつかんだ子ども達は、黙々と収穫していました!

時折、口に頬張って甘さや酸っぱさを含んだ新鮮なブルーベリーを堪能。

熟す前のブルーベリーを私自身も初めて見ました。

おばあちゃんのブルーベリーを摘む手捌きは、すごく慣れた手つきです。

あっという間にたくさんのブルーベリーがカゴにたまっていきました。

1時間もすれば、こんなにたくさん!

ありがたいことに、収穫できたブルーベリーをいただきました!

おばあちゃんありがとう!感謝!

虫刺されの時の応急処置を学ぶ

収穫を終え、帰る頃には日も暮れて夕方。

子どもが数カ所、蚊にかまれてしまいました。

 

自然の中で、虫に刺されてしまった際にあなたならどうしますか?

なんと、おばあちゃんがすかさず葉っぱを持ってきて、

 

「これをすりつぶして塗ってみなぁ」

 

とクローバーのような野草を塗ったところ、

痒みがひいたようです。

まさにおばあちゃんの知恵袋!アウトドアにも役立ちそうですね!

セニアカーに乗せてもらって子供は大喜び!

サービス精神が止まらないおばあちゃん!

子どもが喜ぶだろうと思い、セニアカー試乗会をしてくれました。

公道ではなく、私有地の農道です。

まるで、田舎のゴーカート!

子どもの頃、こんな体験をしてみたかったなと童心を思い出しました。

人が喜ぶことを自然に思いつくこんな人徳のある、

おじいちゃんおばあちゃんになりたいと思いました。

収穫したブルーベリーを朝食に

収穫した後は、朝山家に帰ってさっそくジャムに。

市販のブルーベリージャムとは違い、添加物も農薬も一切入っていない

新鮮なブルーベリージャムに仕上がりました。

少し酸っぱい本来の果実らしさが残る贅沢な朝食のデザートへ。

豊かな自然の恵みや、季節を感じることができる里山暮らし。

都会にも都会の良いところがたくさんありますが、たまには田舎に帰ってみませんか?

大切な何かに気が付く旅になるかもしれません。

(2022/08/11)

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