こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
里山の自然を生かしたアウトドア体験のご紹介です!
宿泊者限定で、希望があれば追加での体験プランとなりますのでご了承ください。
朝山家では、竹を切り出して、飯盒(はんごう)を作り、炭でご飯を炊くという体験ができます!
※使う道具はこちらでご用意させていただきますので、
体験を希望される方は汚れても良い服装をご準備ください。
サバイバルに役立つ?竹の飯盒(はんごう)
アウトドアやキャンプが流行っていますが、
ご飯を炊く時にメスティンや金属製の飯盒を使っているかと思います。
しかし!
今回の飯ごう体験は少し違っています。
それは、
竹を切ってきて飯ごうを作り、火をおこしてご飯を炊く
ということ。
これができれば、
山の中で遭難したり自然災害が起こってもなんとか生き残れるかもしれません。
そんな、サバイバル要素が多い内容?となっています。
もちろんお米(食料)がなければ、いざサバイバル状態になっても生き残れませんが笑
サバイバルの豆知識
人間は水を飲めなければ3〜4日で死んでしまい、
水が豊富な場所で水だけ飲めても、食物を何も食べないと、
約3週間から 1ヶ月で死んでしまうと言われています。
ちなみに、呼吸・水分・食物の順に重要性を説いた、
「3・3・3の法則(3分・3日・3週間の略)」というものもあります。
※朝山家の場合、環境こそ山の中ですが全部ありますので、安心しておこしください笑
サバイバル竹飯ごうの体験の流れ
飯盒の材料を調達するところから体験スタートです。
放置竹林などを活用すると尚更良いです!
※他人の山や敷地の竹を勝手に切ることは当たり前ですが避けましょう。
使う材料
今回使う材料は、「孟宗竹」です。
竹用のノコギリを使って切り倒していきます。
一緒に竹を切り倒してみませんか?笑
木を切り倒すよりもハードルは低いと思います。
※小さいお子さん連れだし切り倒すのはちょっと危ない!という方は、
事前に倒した竹をこちらでご用意させていただきます。
使う道具
竹の飯ごうを作るのに最低限必要な道具は二つ!
・竹用のノコギリ
・竹ナタ
この二つの道具のみです。限りなくシンプル!
竹の飯ごうを作る
ノコギリとナタを使って2種類の飯ごうを作っていきます。
直径10センチ程度の青竹(乾燥していないもの)を使います。
※飯ごう後は、黒こげになってしまうので器にする竹の入れ物も同時に作ります。
横型の竹飯盒の作り方
節を残して飯ごうになる竹を切ったのちに、
内側の蓋となる部分を作っていきます。
節の内側に2箇所切れ目を入れて、
ナタを使って木の棒でコンコンとたたくと
竹の繊維に沿ってパカんと割れてフタの出来上がり!
女性でも簡単に作ることができます!
縦型の竹飯盒の作り方
節を1箇所のみ残して切るだけ!
コップのようなイメージの形になります。
※縦型の飯ごうの場合は、蓋がないので代わりにアルミホイルを使います。
切った竹のあまりで炭を作る
竹炭でなくても、BBQで使う備長炭を買ってきて使うのが早くて楽ですが、
今回は、炭から作っていきたいと思います。
作り方はこちらの記事で説明していますので気になる方は読んでみてください。
※お客さんの体験時間の関係上、あらかじめ作ったものを使う場合もございます。
ご飯を炊く準備〜火起こし〜
竹を焼いてできた炭を使っていきます。
杉の葉っぱが着火剤になることは有名!
着火剤もなるべく自然のものを使います。
近くに杉の木があれば、竹を切る際についでに調達しましょう!
竹の飯盒でご飯を炊く
火加減が少し難しいです。熾火(おきび)で炊くのがおすすめ。
竹の水分が飯ごうから出て香ばしい香りがご飯に付きます。
うまく炊くコツは、
メスティンでご飯を炊く時よりも気持ち少なめの水で炊くとうまくいきます。
火が強すぎると、せっかく作った竹の飯ごうが黒こげになってしまうことも笑
面倒ですが、火加減を調節して美味しいご飯を炊きましょう!
竹の飯盒をアルミホイルで巻いてから焼く方法もあります!
ご飯が炊き上がったら器に盛ろう!
うまく炊けたら器に持って完成です!
炊いたご飯は、炊飯器で炊くご飯よりも香ばしくて、
竹の香りがほのかに香るご飯に変身!
朝山家では、通常夕食のご飯は羽釜で炊きます。
体験の場合だと竹の器になります!
朝山家でなくとも竹の飯ごう体験は、
家族でキャンプをする際にも盛り上がること間違いなしです。
体験の流れとしてはざっくりですがこんな感じです。
まとめ
完全にはサバイバルの環境下での体験ではありませんが、
自分で工夫して生きる術を学べる体験かと思います。
起こって欲しくはありませんが、万が一の災害時や遭難時に役立つかもしれません。
不便を楽しむ暮らしをたまにはこんな体験してみるのはいかがでしょうか?
いつもと違う体験でとっておきの思い出を作りましょう!
希望の方は、宿泊時にお知らせくださいね!
【お問い合わせはこちらから!】
(2022/07/19)
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