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日淺 聡士

【日淺聡士】と申します。
四大学卒業→民間企業→
協力隊→フリーランス

大分県の山奥の集落に夫婦で移住しました。
好きな食べ物はうどんとおでん。
アウトドアが趣味です。
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【宿のこと】大分県日田市「小鹿田焼」を買いに行きました!〜宿で使う器〜

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#くらし

こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。

大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。

今回は、宿で使う備品(コーヒーカップ、お茶碗など)を購入した話です。

2022年の4月29日に里山の小さな民泊「朝山家」は正式オープンし、

たくさんのお客さんに遊びにきていただきました。

 

宿を営む中で、

「せっかく大分県に遊びにきてもらうのだから、

大分県の良い器を使ってもらおう!」

ということで、

 

日田市の皿山地区にある「小鹿田焼の里」に直接足を運んで器を選んできました。

所在地:〒877-1241 大分県日田市源栄町234

なぜ小鹿田焼を選んだか?

写真:小鹿田焼のお皿に乗ったお寿司

普通のお皿よりも、料理が美味しく楽しめるだろうと思ったから!

もう一つは、大分県の焼き物の歴史や素晴らしさを知ってもらうためです。

朝山家がある緒方町軸丸は棚田米が有名。

ご飯をさらに美味しく楽しんでもらおうと器にもこだわろうと思いました。

筆者は、1年前日田市の地域おこし協力隊の方に案内していただき

「小鹿田焼」が作られる過程や、「世界一の民陶」と呼ばれるほどの

焼き物の美しさに魅了され、朝山家でも使おうと決めました。

聡士
聡士
大分の有名な焼き物は他にも
「臼杵焼」や「竹田焼呂人窯」などもあります。

【関連記事:緒方町の焼き物】

江戸時代から300年続く手作りの器

小鹿田焼の技法は、「飛び鉋 (かんな) 」「刷毛目」「流し掛け」などありますが、

特に特徴的なのは刷毛で付ける、面白い幾何学模様の独特のデザインです。

1995年に小鹿田焼が重要無形文化財に、

2008年3月には「小鹿田焼の里」として皿山地区の全体が重要文化的景観に指定されました。

現在、小鹿田焼の窯元は9軒あり、

なんと1705年ごろの開窯から、現在まで

「黒木家」・「柳瀬家」・「坂本家」の三家体制で制作されています。

小鹿田焼の里へ

筆者が住む緒方町からは県道442号線を通り、

熊本県の黒川温泉郷を通り過ぎ小国町へ。

そこから、杖立温泉郷より松原ダム方面に抜けると小休憩も含め、

日田市に2時間弱で到着します。

日田市立小鹿田焼陶芸館で駐車

窯に行く前にまず行ってほしい場所で、車も停めることも出来ます。

陶芸館には、小鹿田焼の作品や歴史がわかる展示物があり

無料なので是非立ち寄ってみることをおすすめします。

特に、館内の視聴コーナーでの小鹿田焼のビデオ放映がおすすめ。

30分程度ですが、小鹿田焼のほぼ全てが集約されたわかりやすい内容です。

今回は、残念ながらコロナ禍で閉館になっていました。

水力で土を作る唐臼の音がこだまする

車を止めて、早速窯を巡ります。

民家のすぐそばには、川が流れており

木製の杵のようなもので、焼き物に使う原土を水力で粉砕していく様子に、

しばらく足を止め趣のある様子を眺めてしまいました。

獅子威のような一定間隔でゴトンと原石を砕く様子はなんとも言えない迫力。

自然に寄り添うものづくりの工程を五感で体感できました。

9つの窯を巡る

窯は、それぞれの小鹿田焼を作っている家にお邪魔するような形です。

家に窯があり、ギャラリーのようになっています。

窯ごとに置いてある器が異なり、ご飯茶碗、コーヒーカップ、水差しなどがおおい窯もあれば、

御猪口、平皿、箸置き、瓶、などを中心に置いてある窯もあり特色が違います。

入り口が空いている展示室には、その家の方が焼いた焼き物が並んでいます。

B級品もあるので、おうちで使う器で購入するのもよいと思いました。

常に家の方がいるわけではなく、焼き物を購入する際はインターホンで呼んで購入するという流れです。

小鹿田焼が売っているお店に行くというより、

作家さんのおうちにお邪魔するという感覚で行くと良いと思います。

共同の登り窯付近に8軒の個人の窯があり、歩いて巡りながら選ぶのが良いです。

写真:共同登り窯外観

写真:共同登り窯の内部の様子

所在地:〒877-1121 大分県日田市小野皿山176

実際に小鹿田焼の器でランチを!

器を選んでいるとあっという間にお昼に。

唯一このエリアにある飲食店は、「山の蕎麦屋」とういう民泊とカフェを併設したのどかなお蕎麦屋さん。

ここでは、小鹿田焼で蕎麦やうどんを食べることができます。

写真:川のそばにあるお店の入り口外観

 

川のせせらぎと 水臼の音が風流 木の建具がレトロ味がある店内です。

ここでコーヒーを飲むのも良いかも。

自家製コーヒーは550円、 アイスコーヒー500円です。

写真:お店の内観

 

店内には、机が3つ(4人がけ)、座敷が3つ(4人)、

一番奥のスペースには大広間がありました。

一番奥の座敷席に座ると、唐臼が土を砕く音と川のせせらぎも楽しめるのでオススメ。

写真:一番奥の川と唐臼が見える座敷席

小鹿田焼の器で味わう山菜そば

席に着くと、店員の方がお茶を持ってきてくださり、早速注文をとってくださいました。

注文したのは、山菜そばと白ごはん。

写真:注文した「山菜そば」900円

カツオベースの白だし風の汁は食欲をそそります。

山菜そば の山菜は「わらび」、「細筍」、「キクラゲ」、「こんにゃく」が。

しいたけは、出汁が染みてて濃厚で柚子胡椒や一味唐辛子をかけて食べると美味しかったです。

器が一層料理を引き立てていました。

坂本義孝・庸一窯で器を購入

全ての窯をめぐり、その中で「坂本義孝・庸一窯」で

コーヒーカップ、ご飯茶碗、お皿などを購入しました。

購入する際に、窯のおばさんに

「たくさん買ったからもう一個気に入ったものがあれば差し上げます」

と言われ、サービス精神の良さにも感動しました!

写真:坂本義孝・庸一窯の説明

今回購入した小鹿田焼の器はこちら!

写真:宿に購入した器たち

 

ご飯茶碗は、内側にも刷毛目がついたものを選びました。

余談ですが、帰宅して実際につかてみると

洗う際に油汚れがかなりすんなり落ちてびっくりしました。

聡士
聡士
お茶やコーヒーが
いつもより美味しく感じられること
間違いなし!

全ての窯のセレクトショップ「鹿鳴庵」へ

小鹿田焼の里から車で7分の小野地区という場所に、

9つの小鹿田焼の窯元さんの良いものを集めた、

「鹿鳴庵」というセレクトショップがあります。

隣の建物にて少し前は、和食の料理店もされていたそうです。

100年以上前から建っている茅葺の屋根や、馬屋を改装した店内も素敵です。

JR九州のななつ星のコースでも立ち寄る場所でもあります。

壁にお皿をかけるインテリアや、土壁が発酵してひび割れている様が

非常に風情があり器を購入するお店にはぴったりの空間でした。

まとめ

自然に寄り添い伝統技法と質朴な作風をかもす「小鹿田焼」。

今もなお、山奥の集落の谷川でのんびりと唐臼をつき続ける様子は、

まるで振り子時計のような音で時を刻む風情を五感で感じることができました。

開窯300年も伝統的な手仕事で作られた素晴らしい器を

「朝山家」でも使うことに大変な喜びを感じます。

これからも窯の火が途絶えることなく続くことを願って。

(2022/10/28)

 

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