【香典貧乏?】訃報多発。田舎暮らしで覚悟のいるハードな現実〜葬式のしきたり〜

#移住
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こんにちは!朝山家の聡士です。

突然ですが、この世で絶対におこることといえば何を思い浮かべますか?

絶対に起こること、それは人の死。

人は生まれてきた瞬間から早かれ遅かれ死ぬことは絶対に決まっています。

大切な人ほど、亡くなった悲しみは深いですよね。

高齢化が進んだ田舎や限界集落ほど、人の最後に向き合うことが残念ながら多くなります。

今回は、私が直面した葬儀や地域や個人での動きなどについてお話したいと思います。

移住してから驚いた訃報の方法

移住してから最初に驚いたことは、国道など交通量が多い場所を車で通ると

人目がつくような場所などに、葬式を伝える看板が頻繁に立っていたことです。

道を通ると、頻繁に朴報があるため視界に入ってくると最初は気持ちが沈んでいたことを思い出します。

しかし、移住してから4年も経つと、それが不思議なものでだんだんと日常になりました。

感覚の麻痺って怖い。


移住してから参加した葬式の数

その数、3回

豊後大野市に移住した初期は同じ町の他の地区の賃貸の家に住んでおり、

はじめは、朝山家の改修作業で2拠点のような暮らしをしていました。

引越し前は、引越し先のしきたりも何も住んでいる人のことも顔もあまりわからなかったので

葬儀も通夜も参加出来なかったこともありました。

しかし、集落内ではすでに数人が亡くなっていたみたいです。

引越しが決まり、正式に物件を購入をして集落での暮らしになれてきた頃に、

集落の方に葬式のことを詳しく教えていただきました。

葬式組合というしきたり

加入している人はそれぞれの役割があり、助け合いの精神で成り立っているようです。

昔は葬儀場なんてなかったため、地域の方が葬儀場の仕事を分担して行っていた歴史があり

その名残がいまだに残っています。

葬式組合に地域によっては強制加入

私が住んでいる地区は、下(しも)と上(かみ)の組合があります。

地区の中でさらに5つの班に分かれており、そのうちの2つの班が組合のようです。

 

2班の世帯数は全部で12世帯

 

平均年齢は70くらい。20代は私たち2人のみです。



知らない人の葬式に参加したことも

組合の方の親族が亡くなったので、参加することになりました。

故人がその地域に住んでいなくとも、家があり世帯主であれば

その地域の組合の人は葬儀に参加するのが通例

のようです。

もちろん、住んでいない方でなおかつその親族の方なので顔もどんな人だったのかもわかりません。

最後のお別れが、最初の出会いなんてこともありました。

亡くなった方は、私に対して「どなたですか?」と言っていたかも知れません。

葬儀の当日にしないといけないこと01

葬儀場に行って、受付を手伝います。お通夜も合わせて2日間です。

もちろん仕事は休んで手伝いに行かなくてはなりません。

香典を受け取り、芳名をしてもらった後に

葬儀場が用意したお茶のセット(香典返し)などを参列者に渡します。

葬儀の当日にしないといけないこと02

組合の方々と一緒にご飯を食べます。

葬儀が始まる前に、組合の方とお坊さんや親せきの方々と一緒にお食事をします。

 

これを「お斎」(おとき)と言います。

 

ごちそうを食べながら、亡くなった方との「別れの悲しみを分かち合う事」「思い出を親しく語り合う事」で、

亡くなった人のためになるからという考え方です。

 

葬儀は集落の人も手伝う

自治会とは別に葬式組合というものがあり、

組合が存在しているエリアに住めば、ほぼ強制的に加入ということになります。

組合という団体または組織は法的な強制力はありませんが、お世話になった方や

これからもその地域に住むのであれば入っていた方が良いかもしれません。

私たちの住むエリアは、ほとんど親戚同士や血の繋がっている方ばかりなので

気持ち的には、他の一族の中にポツンとよそ者がいるような形です。

この地域に住まわせてもらっているという表現が正しいのかもしれません。

 

隣保班の班長の人がすること

「隣保班」とは?

まだ日本中どこにでもあるのでしょうか?
町内会の下部組織のグループのことです。つまりご近所さんの集まり。

最初に班長がすることは、なくなった方のところに班の住民を集めるところから始まります。

そこで、まずはお悔やみを伝えて故人の家族を労ります。

その後、集まった皆さんと共に話し合いをして、

故人の親族だけで葬儀(家族葬)をするか、集落の皆さんにも手伝ってもらうかを選択してもらいます。

集落の皆さんに手伝ってもらう場合は、その場にいない方にも連絡をしてその旨を伝えます。

現在は、新型コロナウイルスの感染拡大のこともあり家族葬を選択する方が増えているようです。



信仰の宗教によって葬儀の方法が異なる

私が住む地区は、仏教よりも神道の方の方が多いような気がします。

こちらに移住してきて、初めて神道の葬儀を経験しました。

一番びっくりしたことは、お葬式で神楽が奉納されたこと。

「神式」といって御焼香の代わりに玉串というサカキの葉に短冊状の紙がつけてあるものを祭壇にお供えします。

お供えを終えた後は、2礼2拍手をするのですが、

音を立ててはいけません。

これを「しのび手」というようです。

他にも数珠が必要なかったり、ルールがあるようなので

地域の方に聞いておくことが良いのかもしれません。

作法はこちらから

まとめ

  • お世話になった方の葬儀には参加しよう
  • どうしても参加出来ない場合は通夜だけでもOK
  • 地域の葬儀の慣習を知っておこう
  • 葬儀の際は失礼のないようにあらかじめ作法を知っておこう
  • 宗教によって作法が異なるので注意
  • 郷にいれば郷に従え精神は必須

若いうちに葬式に参加することはあまりないと考える人もいるかもしれませんが、

田舎暮らしでは葬式の頻度も考え方も都市部とは変わってきます。

地域のやり方や作法など、聞きやすい方に教えてもらいましょう。

(2022/04/19)

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