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日淺 聡士

【カンタンなプロフィール】

■理系四大学卒業(夏目漱石の「坊ちゃん」がOB)
■民間企業勤務(航空業界)
■協力隊&ITベンチャー
■「朝山家」の運営
■起業(PLD代表)
■NPO法人空き家サポートおおいた

→大分県の山奥の限界集落に夫婦で移住。
古民家をDIYとリノベーションで数年かけて再生。
→「朝山家」という宿を妻と一緒に営む。

→好きな食べ物はうどんとおでん。
→DIYや渓流釣りなどアウトドアが趣味。

里山での田舎暮らしと
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【手作り公園】大野町にあるユニークな「夢の花園」に行ってきた

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#体験・観光

今回は、大分県豊後大野市大野町にある手作りの公園「夢の花園」に行ってきました。

とってもユニークな観光スポット?ディープスポット?です。入場料金は無料。

この自作の公園、遊具が100種類以上もあり

NHKやテレビ大分(ゆうわくワイド2017年)やJ:COM大分「ひるドキ!大分」

などに取材されていたようです。意外と地元じゃ知られているのかな?

関連記事▶︎【豊後大野市】星が綺麗に見える場所!今は無き「三ノ岳なかよしパーク」へ

関連記事▶︎【公園】晴れたら遊びに行こう!豊後大野市三重町にある子供が喜ぶ「大原総合公園」を紹介します!

「夢の花園」はどこから見える?

豊後大野市に移住して5年目、中九州道(国道57号)を良く利用しているのですが、

大分市方面から熊本方面に移動中、

「大野インターチェンジまで出口500メートル」

という看板から右手(犬飼方面走行中)に山の法面に何かポツポツと

オブジェのようなものが見えていました。

中九州道から「夢の花園」が右手に見える位置はここ。

「一体、あれはなんなんだろう?」

と今まで不思議に思っていました。

地元の方からは、

「ディズニーランドが豊後大野市にあるよ!」

と冗談混じりに聞いたことがあって、

地元の人が利用しているエンターテイメント的な何かくらいにしか思っていませんでした。

そして、説明されたら面白くないですもんね。

ある日、大分合同新聞を読んでいるとこのエリアの記事を発見。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

そうか!これか!と話がつながり、ひとまず行ってみることに。

ちなみに近くには、いぼ神様があります。マニアック。

関連記事▶︎【大野町】珍しい?いぼはないが偶然見つけたいぼ神様を尋ねて

実際に行ってみた!「花の楽園」への道のり

道の駅おおのから向かうことにしました。

腹が減ってはなんとやらと言いますが、お昼をすませてから向かうことに。

道の駅おおのの近くにはお弁当屋さん(農村ダイナーや弁当屋やみつき唐揚げ)があります。

個人的にどちらとも好きで、ボリューミーでリーズナブルお弁当屋さんです。

写真:一番人気の豚丼(味噌汁付き)

お腹を満たして、いざ「夢の花園」へ。

「道の駅おおの」からだと「田舎のレストラン 木んこん館」の裏の道を上っていきます。

県道693号線(百枝大野線)に沿って車で向かいました。

田舎道を進むこと数分、一つ目の看板が右手に見えてきます。

看板を右折すると、こんな感じの民家への入り口のような道が。

すれ違うことが難しいし、乗用車では通れそうにないですね。

どんどん進むと、ようこそ!と書いた看板があります。

手作り感がすごいですね!

民家の横の細い道をゆっくり進みます。

ガードレールはなく、運転に自信がない方はちょっと怖いかも。

運転に慣れた方に連れて行ってもらうのが良いかもしれませんね。

恐る恐る、ゆっくりと進んでいくと左右に手作りの看板やオブジェなどが見えてきます。

様々なキャラクターが一同を介するようなユニークな外構です。

あれ?一番上のイラストはジャグラーのピエロでは?!

スロット好きなのかな?笑

そして、ついに「夢の花園」に到着!

ちなみにUターンはできず行き止まりになっていて、

ある一軒の民家にたどり着きました。

民家の敷地に様々なオブジェやキャラクターを飾り付けてある様子。

どうやら、個人宅を自由開放しているみたいでした。

筆者が訪れた際には、家主の方はいらっしゃいませんでした。残念。

詳しくお話を伺いたかったです。

「夢の花園」を散策!

いくら見学ご自由に!と書いてあっても、

人の家の敷地の中をウロウロしているのはちょっと気がひけます。

看板に書いてある「甲斐さん」にご挨拶くらいはしたかった。

しかし、せっかくここまできたので手作り公園を散策させていただきました。

お家の向かいが崖のような斜面になっていてそこが入り口。

右手は斜面になっていて、どんどん下に降りることができるようです。

オブジェの一つに近づいてみると、天使が化粧してるぞ。

しかし、驚くのはまだ早い。

これからもっとユニークなオブジェが一同に介することはまだ知るよしもなく。

ここから遊具がある場所へと降っていく入り口のようです。

「ようこそふれあい散策道」と書いてあります。

上から下を見下ろすと遊具がたくさん!

国道57号線から見えていたオブジェはこれか!!

カラーコーンや鉄の棒など、ありとあらゆるものの組み合わせで作られたオブジェや遊具。

これは、究極のDIYですね。そして、何より環境にも優しめ。

関連記事▶︎【セルフビルド】古材で作るニワトリ小屋の作り方〜設計編Part01〜

 

メダカを飼育されているのか、「めだかの宿」もありました。

他にも、「小鳥の宿」などツリーハウスのようなものも。

自然動物なども愛していらっしゃるのかな?と思いました。

筆者が、ちょっぴりカオスだと思った一部を記録しておこうかと思います。

もはやこれは趣味の領域ではなく、芸術なのではないか?とすら感じてきます。

プーマに目がついていること、

機関車トーマスにミニーちゃんのイラストが書いてある夢のコラボ。

この組み合わせはなかなか思いつかない世界観です。

こちらは、散策道の左手にあるオブジェ。

ドラム缶、アルミテープ、発泡スチロール、カラーコーン、ペンキで作られた教会と像。

これも、身近に手に入るもので作られたもの。

コメリで手に入りそうなもので工夫して作られています。すごい。

お次は、これ。

何を固めて作られているのか検討がつきませんが、

マリオもびっくりの手作りきのこです。

一番ユニークだと思ったのがこちら。

機関車トーマスにミッキーマウスの耳、そして車体にはミニーちゃん。

鼻にはなぜかリラックマがついており、乗車しているのはウルトラマンという。

このオブジェを人に伝える場合、ちょっと難しいかな?と感じます。

足しに足していった感じなのでしょうか?

たくさんキャラクターがついていて、子どもにはウケが良さそう?ですね笑

アンパンマンのアーチをくぐると一番下の広場に降りつきます。

2人のアンパンマンとシーサーのコラボ。

神社の山門のよう。まるで、阿吽の呼吸ですね。

ふと上を見上げるとこんな景色。

国道57号から見えたあの景色はこれか!となりました。

様々な遊具があり、どれも手作り。

こ、これは?!

やなせたかしもびっくりの新種の赤いバイキンマンです!

もしくは、アンパンマンとバイキンマンの融合。

善と悪の中間的なキャラクターでしょうか?笑

いや、しかし子どもにとっては、夢の国なのかもしれません。

世の中にはあまりない発想の連続でした。

一通り見学を終え、

空飛ぶトラの風船をあと目にきた道を帰ることに。

そもそもなぜ「夢の花園」を作ろうと思ったのか?

どうやら他の記事を読むと、

これは「甲斐さん」という方のお孫さんに作った公園のようです。

お孫さんが喜ぶのでどんどんオブジェと遊具が増えていたんだとか笑

ちょうど筆者の歳ぐらいから、今に至るまでまだまだパワーアップ中です。

30年以上も作り続けているなんてすごいですよね。

春には、たくさんの植えた花が咲く「夢の花園」になるようです。

もう少し季節がすぎたあたりに行けばよかったのかなと思いました。

まとめ

人を喜ばせようとした想いの部分にも目を向けてみれば、

趣味といえども、続けることの情熱がすごいなぁと感じるのでした。

ここ最近は来る人が減ってしまい、

たくさんの子どもなどに来園をしてもらいたいとのこと。

興味がある方はぜひ行ってみてくださいね。

こんなディープスポットがあったなんて、5年も気が付きませんでした。

まだまだ豊後大野市には面白い場所がありそうです。

  • 孫を喜ばせようとした家族愛が素晴らしい
  • 作ろうと思ってもこのユニークな感性で作るのは難しい
  • 作り上げるまでに30年以上かかっており、継続する熱量がすごい
  • アクセスに関しては、乗用車や大きい車で行くと通行が難しい
  • 個人宅であるため、位置情報は載せないでおくが犬上神社の近くにある

(2023/04/05)

\写真はこちらのカメラで撮ってます/

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