こんにちは!朝山家の紗矢香(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市緒方町から発信しています。
2023年3月26日にエイトピアおおので開催された、
豊後大野市の地域おこし協力隊の活動報告会に参加してきました。
それぞれ異なる得意分野を持ち、あらゆる場所で活動している地域おこし協力隊。
今回は、令和4年度に豊後大野市で活動をしてきた、
5名の協力隊員による1年間の活動報告が、豊後大野市の「エイトピアおおの」にて行われました。
関連記事▶︎【三重町】豊後大野市は7つの町。なぜ8?「エイトピアおおの」の名前の由来知ってる?
地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊は、
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。 (総務省HPより)
私自身も、2018年10月〜2021年9月の3年間、
豊後大野市で活動させていただいた地域おこし協力隊。
ただ、「地域おこし協力隊」と一口に言っても、
100人いれば100人とも異なった活動をしています。
全国でだんだんと周知されはじめている制度ではありますが、
このような活動報告会をすることで、
何をやっている人たちなんだろう?
という市民の疑問を解決することもできます。
エイトピアの日イベントにて開催
毎年3月の下旬にエイトピアにて行われ、 ダンス、神楽、吹奏楽といった子どもたちの発表がステージで披露され、マルシェの出店でも賑わう「エイトピアの日」。
今年はそのイベントに合わせて、
地域おこし協力隊の報告会も館内の2階ギャラリーにて行われていました。
それぞれ異なる分野で活躍する隊員たち
茅野純志(かやの じゅんじ)さん
写真:左側のポスター
緒方町にある「LAMP豊後大野」にて、宿泊やサウナ業務全般の仕事をしながら、
情報発信やデザイン、イラスト業務も実施。
イベントやプライベートでも、様々なセンスのある作品を生み出し続けています。
他の協力隊メンバーと共に作成している地域密着型フリーペーパー「くぬぎのたね」では、
取材を通して地域の人々と触れ合い、レイアウトやデザインも温かみのあるものに仕上げています。
関連記事▶︎現役の地域おこし協力隊が制作!人に会いに行きたくなるフリーペーパー「くぬぎのたねvol.01」
いずれの活動も、茅野さんにしかできない、茅野さんだからこそできたもの。
今後の茅野さんの活動もますます目が離せません!
文武齊(ムン ムジェ)さん
写真:右側のポスター
韓国のソウル出身のムンさんは、これまでの観光業での経験を活かし、
豊後大野を訪れる観光客や、市内外の人々への「スポーツツーリズム」のミッションに励んできました。
自らサイクリングで市内をまわり、サイクリングコースを作ったり、
オルレやラフティングといったスポーツを開発、PRしたり。
豊後大野市をスポーツ王国とすべく、様々なアプローチで盛り上げてきたようです。
今後は、地域おこし協力隊から離れて独立し、
韓国をはじめとしたインバウンド観光客を誘致する仕事を行うとのこと。
ムンさんの今後のご活躍を心からお祈りしたいと思います!
小加部玲奈(おかべ れな)さん
大分市出身で、祖父母の家が豊後大野市だった小加部さんは、
豊後大野の魅力をもっと発信したいと令和4年の7月から地域おこし協力隊に就任しました。
ふるさと納税に関する業務を中心として、
移住定住に関するイベントや情報発信、PRを通じて、
8ヶ月とは思えないほどの活動量をこなしてきました。
特に持ち前のセンスと工夫で、ウェブデザインやチラシ制作でも大活躍。
SNS(インスタグラム)でも豊後大野の魅力を新たな目線で再発見し、発信しています。
そんな小加部さんの将来の夢は、祖母の暮らす朝地町でカフェレストランを開業すること。
残りの地域おこし協力隊の任期も含め、小加部さんの描く未来もワクワクですね!
ちなみに、今回は「みんなでつくる豊後大野マップ(仮)」ということで、
みんなのイチオシの絶景とグルメを紹介していくワークショップを開催していました。
この投稿をInstagramで見る
来年、再来年と、どんどん増えていくのがとっても楽しみです。
大久保洸我(おおくぼ こうが)さん
今年度で3年目となり、いよいよ地域おこし協力隊を卒業する大久保さん。
清川町にあるロッジきよかわにて、サウナ業務を中心とした活動を行っていました。
サウナの熱波を送るなどのパフォーマンスをして入浴者を盛り上げる「熱波師」として活躍してきた大久保さん。
豊後大野市が「サウナのまち」となったことで、
全国から訪れる多くの人や有名人にもパフォーマンスをし続けてきました。
「デンジャラス大久保」という名で活躍している大久保さん。
気になる地域おこし協力隊の卒業後は、なんと熱波を極めるべく修行に出るとのこと!
熱波師としてさらに進化を遂げた大久保さんが、
豊後大野でまた熱波を送ってくれる日が楽しみですね。
橋本恵子(はしもと けいこ)さん
パティシエの橋本さんは、LAMP豊後大野で任期中、
なんと60種類もデザートを製作されたとのこと…!
橋本さんのデザートは、美味しいだけでなく 豊後大野の食材をしっかりと活かした、地域を感じられる芸術作品。
見た目も美しく、季節折々の果物や素材をふんだんに使っています。
写真にあるように、メニュー名だけでも美味しさが伝わってきますね。
家族で移住してきた橋本さん。
これからも子育てをはじめ家族との時間を豊後大野で楽しみながら、美味しいデザートを作られるようです。
まとめ
それぞれ全く異なった活動をしている地域おこし協力隊ですが、
それぞれが得意分野をしっかりと活かし、地域のために一歩一歩努力してきた1年間が伝わってきた報告会でした。
年度が変わり、地域おこし協力隊から離れるメンバーもいますが、
地域おこし協力隊で活動してきたことをバネに、さらなる活躍をされることを心から願っています。
(2023/03/26の出来事)
【こちらの記事もあわせてどうぞ!】
カテゴリー