こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の集落から発信しています。
今回は、桜を見に大分県豊後大野市の市内をあちこち回っていた際、
偶然見つけた珍スポットの記録です。
関連記事▶︎【桜が満開】豊後大野市の花見スポット「白鹿山妙覚寺」へ!
ちなみに筆者は、いぼがあって困っていたわけではなく
偶然にも小さな看板を頼りに行ってみたら祠を発見したといった具合なのです。
そういったマニアではないのであしからず。
ただ、その地にあったであろう民俗文化や歴史的なものには興味深さを感じるのです。
そして、ここを目指してわざわざ行くような観光スポットではないかな。
ということを先に伝えておきたいと思います。
困ってもいないのにいきなり訪れた筆者達。
「いぼの神様」もきっと困ったことでしょう笑
お互いびっくりの遭逢です。
ところで「いぼ神様」ってなに?
車を走らせていると偶然にも目についたこちらの看板。
ん?いぼ?稲と田んぼでいぼ?大分県の方言?何だろ?
関連記事▶︎【方言】大分県だけの呼び方?「なぐれねこ」の意味を知った田舎の秋
webで調べてみると、県外のいぼ神様の昔話や逸話が出てくる。
そして、結構レビューが良いのがちょっとじわじわくる。
さらに共通しているのは、
石や餅などを使って擦ったり祈ったりするといぼが取れるというスピリチュアルさ。
しかし残念ながら豊後大野市の情報はなく、事前情報なしです。
立て看板くらいあるだろうとその時は思っていました。
参考記事▶︎伝説の地(共興地区吉崎)
参考記事▶︎いぼ神様と豆だわら(埼玉県狭山市)
参考記事▶︎むしろ人間が神様になった史跡
いぼ神様。
謎めいたキーワードに引かれ、これは行かないわけには行かないだろ。
と謎の使命感と好奇心で看板の示すままに、まるで引き寄せられるように。
気がついたら看板の示す方向に車を走らせていました。
気分は千と千尋の神隠し。
ジブリの描写に車の速度を飛ばしながら進む場面がありますが、
そういった無茶なことは出来ない道です。
ただ、一方脳内には久石譲のメドレー。のどかな田舎道です。
時々道に倒れていた竹をどかしながら進む必要が。
一応、運転していた車は四駆ですが、安全第一でゆっくりと目指しました。
いぼ神様の祠をどこで発見したの?
農道は険しく、二駆や乗用車では行けない道を進むこと数分。
突然開けた田んぼにでました。
観光案内の看板もなく、どうやら集落の方が守っているような場所っぽいぞ。
看板はあるけれども、どこかな?
と探していると田んぼの脇に祠を発見!
予想してたよりも、ち、小さい。
日本の文化。八百万の神とはよく言ったものです。
まさか、できものである「いぼ」すら神がいたとは笑
失礼ながらちょっと笑ってしまいました。
顔はめちゃ朗らかです。
しかも、なぜか祠の中にアンパンマンが。これは流石にカオス。
これからいぼが出来ないようにととりあえず、お参りしておきました。合掌。
まとめ
なぜこの集落の里山の農地にいぼの神様が祀られているのかは、今のところ不明です。
歴史的な背景やローカルな言い伝えなど、何か情報がわかれば加筆したいと思います。
個人的にはここは珍スポットでありミステリースポットです。
関連記事▶︎【緒方町穴場観光】洞窟の中の古代の謎の仏。怖い顔だが愛らしい?「瑞光庵磨崖仏」
周りに民家はあるものの、人がいなかったので話を聞くことが出来ませんでした。残念。
普通車では訪れることがおそらく困難だと思います。
興味があったり、いぼに悩んでいる方は軽トラか徒歩もしくは原付バイクなどで行くことをオススメします。
現代では病院(皮膚科)行ったほうが、いぼの治療は祈るより早そう。
貴重な休日をまさか、いぼの神様に祈る時間になるって何だか田舎らしくないですか?
史跡や珍スポット巡りも悪くはないと近ごろ思ってきたところです。
時代と共に埋もれていくもの、伝わらないものなどを残しておきたいという
変な使命感でこの記事に残しておこうと思います。
行ってみたいというもの好きへ
場所はこちら!
所在地:〒879-6444 大分県豊後大野市大野町田代
※市道ではなく、私道の可能性もあるので地域住民に出会ったら挨拶してみましょう。
何か手がかりがつかめるかもしれません。おわり。
(2023/03/31)
\この記事で使われている写真はこちらのカメラで撮ってます/
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