こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
夏も近づく八十八夜も過ぎて日中の気温も上がってきました。
「茶摘み」の歌詞の通り、野にも山にも若葉がしげる良い季節です。
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5月になり暖房は必要ないのですが、やはり朝山家のある里山は
気温が20度を下回る日もあります。なので夜は毛布が一枚必須です。
今回は、春の里山の食の体験の一つ。
山菜を収穫して炊き込みご飯にした体験の記録
を残していこうと思います。
※この体験は朝山家での農泊体験の一つで、3月末〜5月初旬まで体験できます。
緒方町で山菜が取れるのはいつから?
今回の食の体験で使った山の幸は、
春たけのこ、山椒の葉、わらび、ごぼう、椎茸などです。
写真:山菜炊き込みご飯を炊く前
山間部のわらびは、平野のわらびよりも断然太くて食べ応えがあります!
そして、大分県と言ったら原木椎茸。
ごぼうは自家栽培のものを掘ってアク抜きなど下処理。
掘るのは意外と難しいです。
ちなみに、市内でのごぼうの産地は千歳町です。
香りが強いのが特徴で「かほりごぼう」とも呼ばれています。
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この組み合わせの炊き込みご飯、字面だけでも美味しそうですよね!
それに加えて、我が家では羽釜を使って炊き込みご飯を作ります。
同じ町内でも標高や環境、そして年によって違うとは思いますが、
筆者の住むエリアは、
- 春たけのこ(孟宗竹)→3/30から5月初旬
- 山椒→3月中旬〜
- わらび→4月終盤〜5月初旬くらい
- 椎茸→3月〜
たけのこはというと、すぐ近くにうちも含めて集落で管理している小さな山があり、
そこで安全に気をつけて、たけのこを掘ります。
どんなたけのこが美味しいのか?
どうやって見つけるのか?掘るのか?
周りに危ない植物はないか?
などなど話を交えて体験していただきました。
※軍手、くわ、スコップなどはこちらで貸し出します。
足の感覚を頼りにたけのこを発見した際は、めちゃ盛り上がります。
そして一生懸命に穴を掘って収穫!
実はこれ、子どもよりも大人の方が盛り上がった自然体験の一つでした笑
食育にも!調理する手間を知り学ぶ
山菜など収穫したら宿に帰って調理していきます。
とれたてだから、収穫してからすぐに食べることができる!
と思っているかもしれませんが、実はその後のひと手間が大事なところ。
たけのこやわらびは灰汁を抜かないといけなかったりと、
美味しく食べるまでの道のりにちょっとの手間がかかります。
しかし、火を薪でたいて灰汁抜きをしたりする時間をゆったりと待ったり
自分の手で収穫したものを手間隙かけて調理したりするところに幸せを感じますね!
※雨の日はカセットコンロでアク抜きしました。
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山菜の炊き込みご飯は春の時期にしか体験できないので、
その時期にも是非遊びにいらしてくださいね!
写真:夕飯の支度ができた様子
写真:炊き上がった竹の子ご飯ー竹の子掘りのついでに生えていた山椒を添えて
ついでに、春ならではの山菜を使って調理した写真も載せておきます。
写真:こごみ、わらび、たけのこ、春菊の天ぷら
写真:土佐煮ー孟宗竹と山から採ってきた山椒を添えて
自分で採って、自分で食べる。
田舎の暮らしの醍醐味はなんと言っても、
旬のものを四季を通じて味わうことができること。
これって贅沢なのではないか?と思います。
自分で採った山菜は、スーパーで買うよりもより一段と美味しく感じることでしょう。
体を動かすとお腹も減って、空腹もいいスパイスです。
働かざるもの食うべからず。昔の人はよく言ったものです。
以上、朝山家での春の山菜収穫と炊き込みご飯の体験記録でした。
それではまた来年、同じ季節に。
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(2023/05/16)
\この記事で使われている写真はこちらのカメラで撮ってます/
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