こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
今回は、放っておいたら電線に引っかかりそうな木の枝があったので剪定した話です。
伸びすぎた枝をそのまま放置して、電線にひっかてしまうと大変危険。
電線のなかには高圧電流が流れている場合もあり、このような電線は近づくだけでも感電してしまう可能性があるので自分で伐採するのはやめましょう。
今回引っかかりそうな電線は、電線の中でも電話線(通信線)だったので今後のリスク回避のためにも自分たちで片付けようということになりました。
庭園管理士の資格が役にたった
以前の記事でも紹介しましたが、空き家の管理にも役に立つ「庭園管理士」の資格を取得していました。
道具の使い方や、伐採、剪定の仕方を学んでおいて良かったです。
![](https://asa-ya-ke.jp/wp-content/uploads/2022/04/276d9cd2d6124357ba6116fabe8d17ef.png)
田舎で生活する上でいろんなところで役に立ちます。
剪定をしよう
剪定時間は片付けの時間を入れて4時間。妻にも手伝ってもらいました。
梯子をおさえてもらったり、道具を運んでもらったり2人以上で作業するとケガの確率も減らせますしおすすめです。
1人で作業すると、もしものことがあった際には手遅れになる可能性もあるのでできれば2人以上で外作業をしましょう!
道具を準備する
今回使った道具など用意したものはこちら!
- 動きやすい服装(怪我や虫に刺されない服装)
- 手鋸
- チューンソー(伐採中のトラブル時のことを考えて二台がおすすめ)
- ガソリン(ガソリン携行缶で8Lもあれば十分)
- エンジンオイル(500ml程度もあれば十分)
- チェーンソーオイル(500ml程度もあれば十分)
- モンキーラダー(6M程度)
- ねこ車
- その他調整用工具(プラスドラバーなど)
モンキーラダーを組み立てる
私が使っているのは、モンキーラダー(ML-4.5)アルミ製 枝打はしご 3本連結 枝打ち梯子です。
連結してボルトで固定する仕様になっています。
黒い鉄の部分を地面にぶっさして、梯子と木をチェーンでつないで固定して使います。
チェーンソーのコンディションを確認する
エンジンのアイドリングの調子や滑らかにチューンが回るかなど
使用する前に確かめておきましょう!
私が愛用しているのは、MEA3201M ガイドバー長さ350mmです。
刃の目立てをする
これが一番大事な前準備なのかもしれません。
チューンソーの型番をwebで検索して取扱説明書を見れば、親切にその方法が出てきます。
ここでは、目立ての方法は省略!
チェーンソーを購入すると、専用の目立てやすりがついてくるかと思います。
オイル量を確認する
オイルについては、チューンソーオイルとエンジンオイルの2つ!
チューンソーオイルは、刃とチェーンソーのバーの潤滑油。滑らかにチューンが回るようにするためのものです。
もう一つは、ツーサイクル用の混合油を準備するためのエンジンオイル。
こちらは、ガソリンをオイルを同時に燃やすため燃料に混ぜて使います。
※ガソリンのみを使用しないでください。修理するハメになります。
チェーンの緩みをとる
チェーンソーバーの付け根に、ナットで固定する箇所がありこれが緩んでいるとNG!
バーを傷めてしまう原因にもなります。
しっかりとチェーンの張りをつけて、六角レンチなどでしめましょう。
いざ剪定・伐採!
しっかりと梯子を木に固定して、外れないことを確認。
チェーンソーのエンジンをかけて上に登り作業しました。
片手でチェーンソーを使った作業するのは危ないので必ず両手で!
下から刃を入れるのではなく、上から。
※下から入れると木の重みでチューンソーのバーが挟まってしまいます。
伐採した木や枝は燃料に
ふつうは産廃処理業者や清掃センターに持ち込んで処理しなければならないところ、
うちは薪ストーブがあるので大切に採っておきます。
乾燥させて今年の冬には、使えることでしょう。
薪の自給です!伐採処理もできて燃料にもなって一石二鳥!
害虫に気を付ける
今回見つけた害虫はこちら。
『ヒメツチハンミョウ』
虫が苦手な方はごめんないさい!
手で捕まえようとするなら、毒液を出し水膨れのように膚が荒れます。
毒液の種類は、カンタリジン。
あぶないので注意!!
しかし、生態がとても面白いので興味がある方は調べてみてください!(キケンな虫の虫ケア図鑑 | アース製薬)
リンクの最後のイラストには笑いました。
まとめ
無事に伐採作業もでき、これから数十年は電線や電話線に木の枝がかかる心配をすることはなくなりました。
- 木に枝がかかった際は、まずは電力会社やNTTなど通信会社に連絡すr
- できる範囲であれば、安全対策をして作業
- 害虫には気をつけよう
- 少しでも不安があるのであればプロに頼もう
田舎に住むということは、やることがたくさんあって意外と想像しているより忙しいです。
(2022/04/17)の出来事
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