こんにちは!朝山家の紗矢香(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
例年よりも早く梅雨入りした今年。
ようやくホタルの美しい季節が今年もやってきました。
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自然豊かな豊後大野市では各地でホタルを楽しむことができます。
特に、三重町に流れる白山川の近辺では
毎年数多くのホタルが飛び交い、
美しい梅雨の風物詩としてたくさんの人を感動させています。

そんなホタルの名所、白山地域では
毎年6月初旬に、
白山地域にある稲積水中鍾乳洞にてホタル祭りを開催。
写真:名水白山川ほたる祭りイベント会場入り口
ここ数年はコロナ禍により祭りは中止されていましたが、
ついに今年!
第36回目のホタル祭りが開催される運びとなったのです。
主催は「白山川を守る会」。
何年も前から活動を続けるこの会により、
白山川にはホタルが戻ってきたと言われます。
まだ明るいうちから見た白山川はとても美しかったです。
写真:白山川下流の様子
ホタル祭りに参加をしたのは、午後6時頃。
稲積水中鍾乳洞の駐車場は満車!(MAX300台キャパ)
ちょうど奥畑神楽の舞が行われていました。
写真:八雲払いのクライマックスシーン
奥畑神楽は、
白山地域のある三重町奥畑地区に伝わる神楽座で、
大分県指定無形民俗文化財に登録されています。
太鼓を叩いている方など、
比較的若い方もメンバーにいて、
伝統がしっかりと地域の中で受け継がれていると感じました。
写真:ブルーシートの上で神楽を楽しむ観衆
そして会場には約300名ほどでしょうか…
小さな子どもからお年寄りまで
たくさんの人が集まり賑わっていました。
写真:食べ物の出店は3軒
たこ焼き、ポテト、手羽先、くじ引きコーナーなど、
少なくはありますが出店もあり、
子どもたちの楽しそうな笑い声が始終響く会場。
写真:たこ焼きを購入する筆者
私たちも、たこ焼きをいただきました!
こちらの「みやこ」というお店は、
三重町で主に活動をされていて、祭りのたびに出店されているとのこと。
たこ焼きの形はまん丸ではなく、タコの上半身のようなユニークな形。
写真:ユニークな形のたこ焼き
陽が落ちて、だんだんと寒くなってきた中、
アツアツでとても美味しかったです。
奥畑神楽がフィナーレで歓声を浴びて終演すると、
「次は扇子踊りがはじまります。少し片付けますね〜」
というアナウンスが。
すると、ステージ前のブルーシート席から観客達が皆離れ、
あっという間に中央に空間ができました。
扇子踊りについてよく知らなかった私たちは、
会場のみなさんのチームワークや慣れた様子に関心してしまいました。
写真:白山扇子躍り
そしてスタートした扇子踊り。約30年前から保存会もある地踊りです。
白山扇子踊りの由来は、祭りで出会った若い男女の恋物語だそうです。
「ここに数枚扇子がありますから、ぜひ皆さん参加してくださ〜い!」
そうアナウンスがあると、
子ども達が扇子をもらいに走っていきます。
歌が始まると、子ども達も笑顔で踊りを真似っこしていました。
その様子が可愛らしくて、思わずにんまり。
会場全体も、手拍子でリズムにのったり、
ほっこりと笑顔に溢れていたように思います。
扇子踊りが終わると、残り二曲は扇子を使わず踊る「左衛門」
(手拭いなどを使って踊る地踊り)とのことで、
さらに参加メンバーが増えていました。
驚いたのは、中学生くらいの子どもたちも踊りの動きができていたこと。
地域の踊りを地域で踊れるって素敵だなあと感動しました。
写真:盆踊りの様子
ラストは盆踊り。
三曲とも、ステージ上で地域のおじさま達による生歌アカペラだったのですが、
盆踊りは特に独特なリズムと歌詞で、
「えんらこらせいっ」という力強い掛け声が何度か繰り返され、
気づけば自然に一緒に歌っていました。
写真:白山扇子踊りの法被
扇子踊りが終わると、最後の餅まきです。
みんなテンションが最高潮に達し、
ステージ前はたくさんの人で密集状態!
写真:祭りクライマックスの紅白餅まき
私たちは、妊娠中というのもあり少し離れたところで見ていました。
餅まきがスタートすると、
「こっちだよ〜!」という叫び声があちらこちらから。
熱気に包まれていました。
そして、あっという間に終わろうとした最後の最後。
なんとステージから離れたところにいる夫のもとへ、お餅が!
※決定的瞬間、写真を撮り損ねました…
ナイスキャッチをして、夫はお餅をゲットしてくれました。
写真:最後の最後で目の前に落ちてきた紅白餅
奥畑地区で作られたというお餅。
紅白2つが一袋に入っていました。
この日のために奥畑加工場からの協賛だそうです!
名水で育ったお米で作られたおもち。
きっと、不味いわけがありません。
餅まきが終了して駐車場に向かいながら、
早速夫と一つずつ食べましたが、柔らかくてとても美味しかったです。
人が多かったため、肝心のホタル鑑賞はまた来週しよう!
と、私たちはその場を後にすることに。
始終、ローカル感満載の温かく、
和やかな雰囲気だった名水白山川ホタル祭り。
また来年、参加したいなと心から思います。
このような素晴らしい祭りを開催してくださったこと。
関係者のみなさん、地域のみなさんに改めて感謝と敬意を表します。
こちらのPVのラストシーン。
なんだか雰囲気が似てるかも笑
(2023/06/03の出来事)
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