こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
特に誰にも役に立たない「ぼやき」や「ひとりごと」を
徒然なるままに駄文として残すことにしました。
前回の記事:【ひとりごと12】たぬきを巡る勝手なジンクスと言い伝え
今回の話は、私が住む里山のホタルの話です。
あっという間に春が過ぎ去り、
夏の気配すら感じる気温の日もありますが、
標高が少し高いのか夜はまだ肌寒いです。
大分県豊後大野市で有名なホタルの名所は、白山川です。
今年は、第36回名水白山川ホタル祭りも開催されます。
今年に関しては、昨年の今頃と比較してホタルが少ない印象です。
昨年は、かなりホタルの数も多くあたり年だったのかな?
と感じます。
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豊後大野市内では三重町の白山川付近でしかホタルは見えないの?
というとそんなことはなく、
川沿いや水路沿いであれば緒方町でも至る所で見ることができます。
筆者の住む里山は、標高300メールの小高い山の上。
川は少し下った麓付近にしかなくホタルとは無縁だなと思っていました。
近場でホタルを見ようと思えば、
自宅から車で5分ぐらい下った板井建設付近の
軸丸川まで行けばホタルを見ることが出来ます。
場所はここ。
所在地:〒879-6635 大分県豊後大野市緒方町軸丸2747
ちなみに、大都会でホタルを見ようと思ったら福岡県の街の中、
新博多駅ビル屋上の『つばめの杜ひろば』のビオトープでホタルは見れるらしいですが、
田舎に住んでいるとなんだか少し違和感を感じます。
よく、田舎に移住して家の前でホタルが見えます!
という方たちの話を聞いて羨ましいなぁと思っていました。
なんと風流、そして贅沢。
流石に、うちでは見れないよなぁ〜と思っていたら、
まさかの自宅でホタルをみることになります。
それは5月末のこと。
日がくれて夜になり、
そういえば、うちで飼っているニワトリの小屋の扉を閉め忘れた!
と思い外に出てみるとなんと、
黄色い光がポツポツと浮かんでいるではありませんか!びっくり!
なぜ山の上なのにホタルがいるの?!とびっくり。
どうやら、田んぼの時期で水路を潤す川の水があるので、
そこからホタルが羽化して成虫になっている模様。
では、どこから棚田を潤す水はきているの?
というとお隣竹田市の白水ダムから来ているそうです。
私の住む里山は、山を貫いてお隣の竹田市から水路が続いています。
先人の米作りに対する執念と努力は相当なものだったのだなと感じます。
写真:家の前の田んぼ(2023/05/27)
つまり、このホタルは竹田市の川から流されてここに辿り着いたということ。
ホタルにとっては気が付いたら地元を離れていたという予期せぬプチ移住ですね笑
流れ着いたということは、
そもそもこの山の上の里山にはもともと住んでいる訳ではなく。
当たり前ですが、ホタルの数は川沿いより少ないです。
ホタルにとって山の上で次の命を紡ぐのは少し難しいのかな?
と思う反面、
標高が高い自宅でもホタルが見えることはすごいことだよなぁ
と驚いた出来事でした。
この場所では少ししか見れないホタル。
棚田で米作りをする方が居なくなれば水路は使われなくなり、
それに伴いホタルも見れなくなるのかな?
と少し先の未来に寂しさも覚えます。
竹田市に住むホタルにとっては、
流されずにすむから良いことなのかもしれませんね。
おわり。
(2023/06/01)
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