こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
特に誰にも役に立たない「ぼやき」や「ひとりごと」を
徒然なるままに駄文として残すことにしました。
前回の記事:【ひとりごと02】山暮らし田舎の情報収集。アナログ?回覧板の話
今回は、「豊後大野市で子供を出産する際の話」です。
今回も、あまり役に立たないと思いますがお付き合いください。
筆者は豊後大野市に地域おこし協力隊として、2018年の春に移住してきました。
その後、小さな仕事を掛け持ちして緒方町の里山で暮らしています。
現在の年齢は、1993年生まれの29歳。そろそろ子どもも考える年齢です。
しかし、いざ子どもをと考えるとネックになること。
それは
「大分県豊後大野市は子供を産める施設がないということ」
これは困ったな。
豊後大野市民病院によると、
平成28年3月31日をもって産科は廃止になっており、
平成28年4月1日からは婦人科のみとなったようです。
子どもを市内で産むことは2022年現在ではできません。
移住して子供を産み、田舎で子供を育てたい若者世代には厳しい現実です。
じゃあどうすればいいの?
と周りの同年代の方々や年齢が近い出産経験のある方に聞くと、
片道約1時間の距離にある大分市の産婦人科にいくそうです。
ちなみに、googleの検索エンジンで「豊後大野市」、「産婦人科」、「出産」などのサジェストで検索してヒットする
同市の三重町「佐藤産婦人科」も現在は医師の高齢化で分娩はできず。
分娩以外の診療はできるようですが、詳しくは問合せする必要がありそうです。
豊後大野市地域おこし協力隊が発行する「くぬぎのたね」の地域の声という欄に載っている
「ある施設がなくなった」と書いてあるのは、実は「子供を産める施設」のことです。
ただ、デメリットだけではなく豊後大野市で子供を育てるというところでは
手厚いサポートが受けられるので知ってもらいたいところ。
例えば、条件にもよりますが、豊後大野市の場合
「子育て世帯リフォーム支援事業補助金」を活用して子ども部屋等の間取り変更やベビーカー用スロープ設置工事などなど暮らしに関わる支援が受けれらます。
他にも、子育て家庭の経済的負担を軽減するための支援も手厚く、
地域の子育て支援サービスに利用できるクーポンを子供が生まれた時に配布してくれます!
「おおいた子育てほっとクーポン」という商品券です!
クーポンの交付金額については、子供の数に比例します。
(例)第1子 10,000円 第5子 50,000円
出生順位×1万円のクーポンが「おむつ」「ミルク」などに使えて、
ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストア、スーパー、小売店などおむつ・ミルクを取り扱っている県内の店舗が使える対象となっています。
子どもを養育する家庭の経済的な負担の軽減や子育て支援サービスの周知を図るために地域の子育て支援サービスに利用できるクーポンを出生時に配布しているようです。
日本で初めて「ホームスタート」というイギリスが発祥の家庭訪問型子育て支援事業を取り入れたのが実はあまり知られていないことですが豊後大野市の「やしの実ひろば」です。
所在地:〒879-7108 大分県豊後大野市三重町浅瀬
ホームスタートとは、研修を受けた子育て経験者
未就学の子どもがいる家庭を訪問し、友人のように寄り添いながらお話を聞いてもらったり、
親の気持ちを支え、地域へ踏み出して行くことを応援する活動です。
他にも様々な子育てに関するサポートがあるので、
豊後大野市のHPに記載してある出産・子育てのページを確認してみてください。
少子高齢化や地域活性化につながる活動は多々ありますが、
根本的に将来をになっていく子供のための施設を一つでもいいから
維持することが今後の町の課題なのではないかと感じるこの頃です。
おわり。
(2022/11/29)
子供の似顔絵が本になるサービスは嬉しい!
【こちらの記事も読まれています!】
カテゴリー