こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkj?bRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
筆者が営む里山の民泊「朝山家」では、9羽のニワトリを現在飼っており、
卵を産まない日もありますが、元気に毎日敷地を走り回っています。
最近、新聞やテレビなどの報道で、
鳥インフルエンザの報道がされるので
朝起きて卵をもらいにニワトリ小屋に行く時には、
ニワトリが元気かハラハラしながら向かいます。
南日本新聞:(詳報)鳥インフル4例目疑い 出水の養鶏場、1~3例目から半径3キロ内 県が自衛隊派遣要請を調整
ニワトリの庭先飼育初心者の筆者はまだまだニワトリ飼育の初心者。
人間にも鳥インフルエンザって感染するのか不安になり、調べることに。
農林水産省のHPによると、
鳥インフルエンザが人間に感染することは極めてまれ
だそう。
が、しかし。
もしかかってしまった場合、
致死率は53%と結構高く、
特に冬の時期は対策をしなければならないと強く感じました。
人間には感染しないのにこれだけ怖がられるのはなぜだろう?
と思い調べてみると、
鳥インフルエンザが変異して近い将来人間にも感染するウイルスになるかもしれない
ということが最も危惧する怖いことだと知りました。
鳥インフルエンザウイルスは、ヒトへの感染によりウイルス遺伝子の再集合がおこり、新型インフルエンザが発生する可能性があることから、WHOがもっとも警戒しているウイルスである。 もし流行すれば、世界で30億人に感染し、6千万(最悪の場合は5億人)が死亡するという予測もある。世界保健機関(WHO)
そこで、大切なニワトリを守るべく「東京都保険福祉局」の
~ペットの鳥を鳥インフルエンザに感染させないための対策について~
の情報をもとに対策をすることにしました。
【行った対策01】ニワトリと野鳥の接触を防ぐ!
どうやら、放し飼いをすると野鳥との接触がだめとのこと。
この時期は、ニワトリさんたちにはしばらく小屋で過ごしてもらうことに。
外で走り回って、虫を食べたりすることはできなくなりますが、冬の間の辛抱!
今まで、外にも置いていた水飲み場を廃止。
理由は、野鳥などのふんによるリスクを減らすためです。
そこで、さらに快適に過ごせるように工夫をしてみました。
【行った対策02】ニワトリが飲む水の位置を変更した
外においていた水飲みの容器ですが、小屋の中に移動しました。
床が濡れているのは、消毒した後。
天気が良い日に消毒したので午後には乾きました。
ついでに、ニワトリさんには冬仕様で
使わなくなって土鍋をプレゼント笑
餌はいつもと変わりませんが、
寒いので気持ちだけでも温まって欲しいとの計らいです笑
【行った対策03】空気を循環させるために窓を開放!
筆者が住んでいる大分県豊後大野市の山間部は、12月時点で気温が一桁になります。
関連記事:【季節移住も】豊後大野市に移住を決める前に!冬の時期の移住体験をしてみては?
寝るときは小屋にみんな帰るので、室内が寒いだろうと思い、
木の板で風が入らないようにしていました。
しかし、
庭先でニワトリを飼っているコミュニティーに参加しているのですが、
そこの方達の情報によると、九州で発生した鳥インフルエンザは
全て窓がない鶏舎だそうです。
人間だって、窓がない空間に閉じ込められ続けたら病気になりますよね?
朝山家のニワトリ小屋は、窓が2箇所あり日の光が入るように設計されています。
関連記事:【セルフビルド】古材で作るニワトリ小屋の作り方〜設計編Part01〜
活用しているのは和室によくある「欄間」。
それに外装のモルタルを塗る際に下地として使うラス網を貼っています。
【行った対策04】ニワトリ小屋の中を清潔に保てる工夫をした
ニワトリの習性として、地面をほじくり返したり地面をつつきます。
なので、床がコンクリートや土間にしてしまうと
ニワトリの健康にも影響が出てしまいます。
ニワトリ小屋の床は全面、「籾殻」、「わら」、「土」、「米ぬか」
をひいてあげていたのですが、全面ではなく一部その環境を作ってあげました。
シンプルにコンクリートブロックで囲んで場所を作ってあげただけですが、
籾殻を表面に敷くことで鶏糞を効率よく掃除できるように!
清掃もしやすく、水で洗い流しやすいのでしばらくはこのままの環境で
ニワトリたちの体調を見てみようと思っています。
【行った対策05】ニワトリ小屋を逆性せっけん(オスバンS)で消毒
今回、オスバンSを500倍に希釈したものを噴霧器を使って消毒をしました。
まずは、ニワトリ小屋の中と外をほうきとちりとりを使って掃除。
その後、水で洗い流しました。
ちなみに、ほうきは洗いやすいようにプラスティックのものが洗えて便利。
ニワトリ小屋の消毒って何を選べば良いの?
という方はぜひ使って欲しい消毒液があります。
それは、日本製薬株式会社が製造している「オスバンS」という
ベンザルコニウム塩化物液の逆性せっけん液です。
「オスバンS」という逆性せっけんをご存知ですか?
実はこれ、ニワトリの小屋の消毒用ではなく、
様々な消毒に使える最強のコスパを誇る消毒液です。
食器・器具類の消毒から、料理で使うナイフ、包丁類、調理器具などにも使え、
家の中で言えば、フローリング、和室の畳、家具、水回り(手洗い場、浴槽、便所)など
原液を薄めて使うことができる1本です。
筆者のおすすめする消毒液はこちら!
まとめ
できる限りの鳥インフルエンザの予防対策をしてみました。
作業した後は、必ず手洗いうがいを!
ちなみに、
筆者はそれに加えお風呂に入りました。
今回、ニワトリの鳥インフルエンザの予防対策にやったことはこちら!
- 空気が循環するようにニワトリ小屋の窓を開放した
- 鶏糞を掃除しやすいように一部土にして、籾殻を巻いた
- 清掃しやすいように一部コンクリートの床にした
- 逆性せっけん「オスバンS」を500倍に希釈したものを噴霧器でまいて消毒をした
- 野鳥の接触を防ぐために水飲み場を小屋の中に移動させた
- 野鳥の接触を防ぐために冬季は放し飼いをやめて小屋の中で飼育することにした
ニワトリさんには、風邪に気をつけて元気に冬を乗り越えてほしいものです!
もし、原因がわからず、ニワトリが次々と死んでしまったという場合は、
ニワトリに素手で触ったり、土に埋めたりせずに、
なるべく早く獣医師やお近くの都道府県、
市町村役場に連絡することをおすすめします。
(2022/12/02)
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