こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。
今回は、少し足を伸ばして「朝山家」のある大分県から
お隣の熊本県波野にランチに行ってきました。
筆者は、うどん好きで遠方に出掛けた際はその土地のうどん屋さんを探します。
今回のうどん屋さんは、熊本県にある「山庵(やまいおり)」です。
直径22センチの木の桶(おけ)が、器の代わりになっているインパクトが強い一杯です。
名物の駄桶うどん(そば)が味わえるとのことで行ってきました。
場所はこちら!
所在地:〒869-2801 熊本県阿蘇市波野大字小地野1344−6
熊本市から行くとなると、国道57号線を車で大分県方面に。
阿蘇の街を通り越し、峠をぐんぐんと登っていきます。
ほどなくすると右手側に広い駐車場のどこか懐かしい店舗があります。
周囲は小高い山の峠にあることもあって自然が豊かな場所です。
名物の駄桶うどん(そば)の山庵の歴史
北区植木町(西南戦争の最大の激戦地・田原坂がある町)で
「かめこうどん」という屋号で12年間営業した後、
現在の場所(波野)で30年近く続く老舗です。
店主は「井野豊さん」で家族で営む家庭的な雰囲気のお店です。
店内の様子
右手に広い座敷、左手にカウンターとテーブル席があり、広い空間です。
ご家族で営まれていらっしゃるようで、お店の奥からは時折子どもたちの声も聞こえて来ました。
女性店員さんがにこやかに対応して下さいました。アットホームな雰囲気です。
店内のライトはシェードがカズラで巻いてありました。
自然の中にいるようなほっとする雰囲気。
奥の座敷は和傘がシェード代わりになっていて民芸風で素敵でした。
カウンター席付近には、漬物や野草茶などのお土産が販売されていました。
名物の駄桶うどんそばの写真が貼ってありました。
年季の入った写真も味があって店内の雰囲気にマッチしています。
うどんの由来の看板もありました。
看板引用:うどんの由来
うどんの歴史は奈良時代に日本に伝わったとも又空海(弘法大師)が唐に留学して帰国する際その製法を持ち帰り
郷土に伝えたとの説もあります。最初は小麦粉を丸めて煮た団子のようなもので混沌(こんとん)と名付けられ、
その後、温饂飩(おんどん)となり「うどん」
となったといわれ今日のように袖長麺になったのは江戸時代といわれています。
店主 敬白
名物の駄桶うどんを注文!
席について早速メニューを!
うどんやそばだけでなく、ラーメン、ちゃんぽん、丼物、セットなど
様々な豊富なメニューがあり悩みそうです。
鶏めし、ど田舎だご汁など、郷土の味も味わえるみたいです。
しかし、うどんを食べると決めていたので、
名物の「駄桶うどん」 (800円)を注文しました。
そしてしばらく待って出てきたうどんはこちら!
海老天や干したけのこキクラゲなどの山菜、
合計して約10種類の具材が乗っています。
これは贅沢!
山の幸がふんだんにうどんに乗っていました。
ヤマクラゲが入っているのは珍しかったです!
スープは、椎茸のだしがきいていて、やや濃いめ。
鯖節や鰹節、昆布などの魚介の出汁が食欲をそそります。
山菜や椎茸は醤油で煮込まれたものでした。
麺の太さは普通で、もちもちした食感でした。
それぞれの味が組み合わされて、具材の旨み、うどんの旨味、だし汁の旨味が合わさって
後半では味の変化も楽しめました。
山の幸と海の幸を両方味わえるのは贅沢です。
素朴な味であり、どこか懐かしさを感じるうどん。
大満足でした。
お店は標高の高いところにあるので、雪が降る時期は運転に注意してくださいとのこと。
大分県から熊本県に行く時には
また立ち寄りたいと思います。
おわり。
住所:阿蘇市波野小地野1344‐6
TEL:0967-22-1488
営業時間:11時〜15時、17時〜19時(オーダーストップ18時30分)
休業日:火曜
座席数:35席
駐車場:10台
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