こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
大分県豊後大野市の限界集落から発信しています。
台風の被害はなかったでしょうか?
私たちの住む大分県豊後大野市緒方町では、台風の被害が少なからずありました。
町中での被害でいうと豊後大野市緒方町下徳田では、
大雨の影響で崖が崩れ住宅に土砂が流れ込む被害があったようです。

私たちの住む集落では、田んぼの法面が崩れたりしており、
収穫の秋に自然災害が発生したことは残念でなりません。
大小なりとも被害にあわれた方は心より無事に復旧されることを願っています。
午後に台風14号(ナンマドル)が上陸
ナンマドルという台風の名前は、
ミクロネシアから提案された有名な遺跡の名前が由来だそうです。
台風14号が発生したニュースを17日に見た際に、
「大型で猛烈な勢力(910hPa・55m/s)で発達し、
九州地方に接近する台風としては史上最強クラスの勢力」
と騒がれていました。
しかし、私たちの住む大分県に来た際は、
少し勢力は衰えたものの(925hPa・50m/s)勢力を保ちつつ暴風域に。
夕方ごろからは、これまでに経験したことのないような暴風と雨量でした。
スマートフォンの緊急速報や、豊後大野市のLINEメッセージで非難を呼びかけるアラームに
緊迫感を感じ、不安をいっそうと強くさせられたことが印象に深く残っています。
写真:緊急速報スマートフォンの通知(9/18の14時ごろ)
台風14号の被害
朝山家の被害は、台風が去った後だけではなく
深夜の大雨の影響で雨漏りしたところからのはじまりでした。
屋根裏に登って、屋根から吹き込む雨をブルーシートを敷き
応急処置をするところから。
瓦屋根からの雨水の浸水
台風が来る2年前のこと。
リノベーションした際に、しっかりと雨漏りの修理をしました。
瓦のズレをなくし、しっかりと補修。
今までは全く雨漏りもせず大丈夫でした。
しかし、普通の雨は大丈夫でしたが今回は下から吹き込む暴風雨。
寝ようと思った時に天井からポタポタと水滴が落ちてきていることに気付き
屋根裏に上がり、早急に応急処置をしました。
写真:深夜の屋根裏にて
瓦屋根にはなす術もなく、夜中の2時に屋根裏にブルーシートを敷く作業が非常に大変でした。
応急処置をしたことで、その後大きな被害はなく
台風が過ぎ去った後にはほっと胸をなで下ろし、安堵。
裏山の崖が一部流れた
写真:大雨で流された崖の様子
朝山家の裏山には、小さな崖があります。
その崖の下が池のようになっていて水が溜まっていました。
崖の下には、排水用の用水路のような側溝があるのですが大雨で土砂が流れ込んだことで
雨水が排水できていなかったことが原因。
小規模な土砂崩れでしたが、スコップで土砂を退ける作業は
やったことがない方は大変さを実感することが難しいとは思いますが
少量の土砂でもかなりの重労働です。
※現在は復旧済み
薪ストーブの煙突の破損
写真:折れ曲がった薪ストーブの煙突
台風が去り、外に出てみると煙突を固定している金具がぐにゃり。
なんと煙突が傾いていました。
台風が来る前に、外しておけばよかったと後悔。
水を貯蓄したり、ニワトリ小屋の補強をしたり他の対策で忙しく
煙突まで気が回りませんでした。反省。
煙突の復旧は、冬が来るまでにはなんとかしたいところ。
自給用の果樹が倒れた
写真:手前が柚、奥がイチジク
倒れてしまったのは、これから旬の「ゆず」と「イチジク」の木。
大雨で土が流され、暴風でなぎ倒されてしまいました。
ゆず風呂にしたり、柚子胡椒やイチジクジャムを作ることを楽しみにしていたのですが残念!
また埋め戻したりして復活させます。
まとめ
山間部で暮らすと、最も怖い自然災害は土砂崩れ。
これから田舎暮らしを検討される方は、
土砂災害を考慮して家探しをすることもポイントなのかなとも思いました。
建物共済などに加入しておくこともオススメです。(農協の建物共済は、台風による保証もあり※条件あり)
私たちの場合、幸いにも復旧困難なレベルでの被害はありませんでしたが、
自然災害といつも隣り合わせの環境に、身が引き締まりました。
今後、時間を作って復旧作業をしたいと思います。
おわり。
(2022/09/28)
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