こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。
九州も梅雨入りしたと、ラジオやテレビで放送されていますね!
私たちの住む大分県豊後大野市も、毎年この時期は「田植えの時期」で農家さんたちは忙しそうです。
田植えはもちろんのこと、恐ろしい速さで伸びていく草花に自然の勢いを感じます。
4月に草刈りを集落のみなさんでしたのですが、その時の状態に逆戻りです。
草が伸びれば刈る、また伸びれば刈る。大変ですが、除草をすると景色が良いです。
外は雨ですが、家の中でじっとしているのは嫌。
濡れないように、長靴と傘をさして
こんな雨模様の天気でも外に出かけて植物観察をしてみました。
まずは、梅雨を告げる6月の花の代表はこちら!
綺麗な「紫陽花(アジサイ)」です。
アジサイの色は土壌によって変化します。
「酸性」は青色、「中性」は紫色、「アルカリ性」は赤色のアジサイに変わると言われています。
朝山家の付近でアジサイを楽しめるのはやはり「普光寺」です。
2022/06/14時点では9分咲きでした。
普光寺のアジサイは、ほとんど見頃に近い状態です!
足元に気をつけてお寺に行ってみましょう!
日本最大級の磨崖仏(まがいぶつ)もあるので雨の日の観光に最適です!
雨の日は出かけるまでは気が乗りませんが、いざ行ってみるとその自然美に「雨の日も悪くないな」と思うはずです。
所在地:(〒879-6213 大分県豊後大野市朝地町上尾塚1225)
さてさて本題に戻して、アジサイの他に梅雨を知らせる植物が咲いていました。
それは、「タチアオイ」という植物です!
この花の起源は、トルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種の説が有力なのだとか。
日本には古くから薬用の植物として輸入されてきたらしいです。
そんなタチアオイの花言葉は、「豊かな実り」「野望」。
まるで、ハイビスカスみたいですが、ここは大分。
当たり前ですが、南国の花が里山にあるはずもなく、
今日の日中の気温は17度。
6月にしては気温が低いです。
どこで咲いていたかというと、家からすぐ近所の道端で花を咲かせていました!
真っ赤な花が釣鐘状に咲いていたので、すごく目立っていた植物。
車の運転をしながらでも見つけることができました。
下の方から花が咲いており、上の蕾はまだ花が咲いていない様子です。
これから梅雨本番になれば満開になるのでしょうか?
満開になる時期と梅雨の時期の関係が気になるところです。
遠くから見るとなんだか、「アサガオ」に似ているけれどツタもないし真っ直ぐに茎が伸びているので
感覚的に、日本で最も園芸植物として有名なアサガオじゃないなってことがわかります。
でも、実は原産地は日本じゃなくて、
ヒマラヤかネパールから中国にかけての地域や熱帯アジア、近年では熱帯アメリカ大陸が原産地という説もあるようです。
次に「タチアオイ」に似ているなと思ったのが、「ジキタリス」です。
この毒々しい色の花で直線状の茎に花を咲かすのが「ジキタリス」。花言葉は「不誠実」。
よく洋風のガーデニングに利用される見た目は華やかなヨーロッパ、北~中央アフリカ出身の植物です。
株全体に毒があることもあり、個人的にこの花があまり好きではありません。
しかも、外来種の植物であるから。
祖母山の登山口(尾平鉱山付近)でも生えていて、種が登山者の靴について広がってしまうことを恐れています。
せっかくのジオパーク・エコパーク認定を受けているので、昔と変わらない自然の状態がこれからもずっと続くことを願うばかりです。
(2022/06/14)
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