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日淺紗矢香と申します。
大分県の山奥に移住し、夫と猫、ニワトリと共に暮らしています。
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【脱サラ】夫婦2人で会社員を辞めて、田舎暮らしはじめました〜Vol.01〜

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#ひと

こんにちは!朝山家の聡士(@HbHlUnRqYkjbRMQ)です。

大分県豊後大野市の緒方町の里山の集落から発信しています。

いつか、自然豊かな地で家族幸せに暮らしたい。

そんな夢を抱く人は少なくないのではないでしょうか。

そう。私たち夫婦もそんな夢を抱いていました。

出会ったばかりの社会人1年目の冬からー

この春、いよいよスタートする民泊事業を前にして、

私たち夫婦が豊後大野市へ移住し、
夢実現を目指して奮闘してきた日々と当時の想いを少し振り返りたいと思います。

※あくまで妻目線です(笑)

よろしければ、最後まで目をサササッと通してくださいね!



「脱サラ」って怖い?

「移住して田舎暮らしはじめるだなんて、せっかく就職した会社なのにもったいなくない?」

会社を辞める際、周りの方にたくさん言っていただいた言葉。

2018年3月。当時24歳。

私たちはまだ結婚もしておらず、社会人3年目を迎えようとする、
まさに「これから会社にやっと貢献しなきゃいけない人種」でした。

大学を卒業し、福利厚生のしっかりと整ったホワイト企業に採用していただき、
ありがたい研修をたくさんたくさん受けてきたのに…

(↑こちらはフリー素材の写真で、イメージのやつです…(^^;  )

私たちは別々の会社で勤務していたのですが、
「田舎で宿をはじめたい」という夢を出会った時(2016年の冬)から持っており、

2017年に豊後大野市で「宿のオープニングスタッフ」募集の記事を見つけて
「これだ!」と思った夫(当時は彼氏)が応募をしたのをきっかけに

それぞれ会社を辞めて豊後大野市へ移住することを決意しました。

いきなり独立する前に、まずは勉強しようと思ったのです。

当時暮らしていた宮崎市では、色んな知り合いに話すたびに、
「20代前半でこれからっていう時に、宿?定年退職後のお金が貯まった老後の夢みたいだぞ~大丈夫?」
と心配されていました(笑)

実際、その考えが現実的であり、「たしかにそうだな」と思いつつ、
それでも一歩踏み出したいという強い気持ちが私たちにはありました。


(知り合いに乗せてもらった気球の上で。夢は無限大だー!とキラキラしていた当時…)

ただ…

まだ微塵も社会のためになんて働けていない2年間をみっちり過ごした後だったので、
会社を辞めることに対しては「もったいない」というよりも、
上司や同僚に対して「申し訳ない」という気持ちの方が強かった気がします…。

それでも、新しいことに挑戦する気合いと野望には満ちていて、
怖いもの知らずだったことは確か。

人生経験が少なく、「何とかなるさ」という楽観的で単純な思考が
脱サラへの一歩に繋がったのだと思います。


(なんとかなるさ~だった当時。2018年の春。)

金銭面の不安について

実は移住する地、「豊後大野市」について、当時何にも知らなかった私たち。

行った事もなければ、知り合いもいない。
物価もインフラのことも全て未知の世界でした。

でも、金銭面の心配はあまりありませんでした。
それは、地域おこし協力隊の制度を活用させていただいたからです。


(なんだか頼りない敬礼…)

地域おこし協力隊とは、若者の地方移住を斡旋する国(総務省)の制度で、
毎月お給料をいただきながら、家賃や活動の際の車両代を負担してもらえます。

自治体によって業務の形態や内容は異なりますが、隊員それぞれがミッションを持ち、
仕事を通じて地域のことを深く知ることができるのです。

いきなり見知らぬ地に移住することはかなりハードルが高いですが、
仕事をしながらその地で暮らすことで、知り合いを増やしつつ土地勘や風土、文化、歴史など
地域のことを知るきっかけを増やすことができます。

私たち夫婦は2人とも地域おこし協力隊の制度のおかげで移住先で何とか生きることができ、
豊後大野市のことをたくさん知ることができました。

ただただ、地域のみなさんに感謝です。

案外、金銭面って何とかなるものです。

貯金は確かに必要ですが、覚悟さえあれば何とか食べていくことはできると思っています。

また次回の記事で書きますが、サバイバル状態になっても楽しもうという気持ちで
今まで何とか乗り越えることができました。

若いうちから挑戦する「経験」こそが、
何にも代えがたい財産になる。今ではそう、確信しています。

次は、地域おこし協力隊になってからのお話をしたいと思います。

(2022/03/31)

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