【大分観光】大分県豊後大野市の現地ガイドが紹介!観光スポット06〜沈堕の滝〜

観光

こんにちは!朝山家の聡士です。

私たち夫婦は豊後大野市のジオガイドの資格の認定を受けており、旅行企画・実施 ツーリズム豊後大野さんを通してガイド業をさせていただいています。

豊後大野市には、ジオサイトと呼ばれる地質が作り出した面白い観光スポットがあり、現在登録されているスポットは23箇所(2022/04/16時点)あります。

そのジオサイトの魅力を知って、実際に足を運んでくださいね!



沈堕の滝(ちんだのたき)とは

この観光スポット、なんと「国登録記念物」です!

文化庁の国指定文化財に登録されているのは大分県は5つ!

なんと大分県内で言えば、豊後大野市が2つもランクインしています。

「沈堕の滝」「蝙蝠の滝」の2つの滝がランクイン!

 

その中の一つが「沈堕の滝」です。

熊本県の阿蘇山の大噴火でできた溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)の壁面にできた滝。

雄滝(おだき)と雌滝(めだき)があります。

雄滝は幅100メートル、高さは20メートルあります!

雌滝は幅10メートル、高さは18メートルあります。

雌滝は展望台から見える矢印の写真の箇所ではないです。

写真の下の矢印の場所です。(ここらへんに雌滝があります→)

写真には写っていませんが、昔発電に使った水を流すためのもので、雌滝ではありません。

間違いに注意です!

沈堕の滝は春になると、桜と滝のおりなす絶景が見れますよ!

写真はこちら!

雪舟の絵にも描かれた名瀑

歴史の勉強になりますが、雪舟ってご存知ですか?

聡士
聡士
馬鹿にしてんのか!!

日本の古美術の中で、水墨画の巨匠と言えば雪舟。

こちらの写真は、宝福寺(岡山県総社市井尻野)にある寺院の雪舟の像。

室町時代の画僧「雪舟」が修行したことで有名です。

雪舟の有名な作品と言えば、真っ直ぐに天に伸びる線が印象的な「秋冬山水図」。

東京国立博物館:「秋冬山水図」←写真コレクションリンク

雪舟のことについては、UAG美術家研究所の記事が参考になります!

雪舟によって1476年に描かれた「鎮田瀑図」(ちんだばくず)は残念ながら、

 

 

 

関東大震災で消失していまいました。

 

 

 

聡士
聡士
非常に残念…。

しかし、江戸時代に「鎮田瀑図」を狩野常信(かのうつねのぶ)が水墨画を模写していました。

聡士
聡士
模写なので本物は残念ながら存在しません

雪舟が描いた鎮田瀑図の本物ではありませんが、京都国立博物館に今も残っています!



沈堕の滝ってどこにあるの?

場所は大分県豊後大野市大野町です!

国道502号線を少しそれた場所にあります。

沈堕の滝の全体を遠くから見たい場合は、道沿いの駐車スペースに止めて観光しましょう!

滝の下に降りてみたいという方は、看板が付近にたくさんありますので看板を頼りに

行ってみましょう!

滝の歴史について

詳しい歴史については、ここで公開してしまうと豊後大野のジオガイドの魅力が半減してしまうのでご紹介までに!

ガイドに申し込んで現地で説明してもらうときっと楽しいでしょう!

道路のかわりに川船交通

昔は、道路がよくないこともあって川を使って輸送インフラは水運

大野川の付近に住む住民にとってはインフラ整備は大きな願いでした。

そこで、沈堕の滝から川船が下れるように明治5年から船路工事が始まり、明治6年に完成しました!

参考写真:近江八幡水郷巡り

どこまで船で下ることができたかというと、犬飼港(川港)までです。

その後、工事はどんどん進み

竹田の町の中から犬飼町を通り大分市の鶴崎まで船が通れるようになりました。

発電所の建設

沈堕の滝の上に堰(せき)を作り、沈堕発電所に水を流すことで水力発電がスタートしました。

いつ始まったかというと明治42年(1909)年です。

何のために発電したかというと

豊後電気鉄道会社が大分から別府間に電車を走らせることが目的

でした。

今は、発電所跡になっていて公園になっており一般の観光客も入ることができます。

中はこんな感じ!

沈堕発電所跡のレトロな雰囲気は、どこかジブリ作品の「天空の城ラピュタ」に出てきそうな雰囲気。

コスプレイヤーの写真の撮影スポットとしても人気があります。

魚道の設置

魚道(ぎょどう)ってあまり馴染みのない言葉かもしれません。

名前の通り、魚が通る道のこと。

参考写真:京都賀茂川

昔、「沈堕の滝」の上流には漁業で生業をたてていた人がいました。

滝があることで魚が大野川の上流に行けない問題を解決したのが、魚道!

なんとこの魚道、

大正5年に「海事水産博覧会」で功労賞を受賞するほどの評価の高い魚道なんです。

聡士
聡士
魚道マニア必見!

寛文2年(1662年)に岡藩3代目の藩主「中川久清」が、

滝を眺めるためのお茶屋さんとセットで作らせたという言い伝え

が残っています。

 

 

「中川久清」の肖像は目がでかいのが特徴

写真で一言でボケて(bokete)に投稿されそうですね笑

※あさやけ編集部が作った画像です

もっと詳しく知りたい方へ

沈堕の滝は、ぜひ実際にご覧になっていただきたいです。

そしてさらに、もっと沈堕の滝の事を知りたい方へオススメです!

豊後大野市では「おおいた豊後大野ジオパーク」の自然や歴史、文化に精通したジオパークガイドが分かりやすく案内を行っています。

沈堕の滝のことを説明付きで詳しく知りたい方は、ぜひジオパークガイドをご利用ください★
おおいた豊後大野ジオパーク公式サイトはこちら
【お問合せ】
おおいた豊後大野ジオパークガイド事務局 TEL. 080-2708-7809
おおいた豊後大野ジオパーク推進協議会(豊後大野市商工観光課内)TEL. 0974-22-1001
(2022/04/24)

 

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朝山家
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